曖昧さ回避
史実におけるアケメネス朝のペルシアの王の名前。古代ペルシア語の原型は「クシャヤールシャー」で、「英雄を支配する者」の意。
- クセルクセス1世:在位は紀元前486年 - 紀元前465年。単に「クセルクセル王」と言う場合は彼を指すことが多い。
- クセルクセス2世:在位は紀元前424年。クセルクセス1世の孫(先代の王であるアルタクセルクセス1世の息子)。即位からわずか2ヶ月後に暗殺された(45日後という説もあり)。
鋼の錬金術師におけるクセルクセス
『鋼の錬金術師』に登場する架空の国。東の大砂漠(地理的にはアメストリスとシンの間)にかつて存在した古代国家。本編の時代では跡地が遺跡となっており、かつての市街地が砂漠を渡る旅人の中継地として機能している。また、遺跡にはイシュヴァールの内乱から逃れたイシュヴァール人も住み着いている。
存在したのは作中における紀元前の文明だが、錬金術などが発展していた。奴隷制度も存在したが、実力さえあれば元の身分に関係なく立身出世が可能だった模様。往時は人口100万人の大規模な王国だったが、伝説によると「一夜にして滅亡した」という。