スケルトン(Minecraft)
まいんくらふとのすけるとん
概要
Minecraftに比較的初期から登場するMob(モブ)の一種。
弓を持った骸骨で、遠距離から矢を射って攻撃してくる。
弓以外にも防具を装着していることがあり、落ちている剣を拾うこともできる。
弓矢はプレイヤー以外のMobにも当たってしまうため、当たったMobとスケルトンで同士討ち、戦いに発展することもある。ただし一度自分から攻撃してしまうと敵対対象がプレイヤーに固定され、矢が当たってもそのMobはスケルトンに敵対しなくなるので注意。
この性質を利用してスケルトンにクリーパーを倒してもらうとレコードをドロップする。
また、唯一弓を用いてエンダーマンを攻撃できる存在でもある(もっとも、その後返り討ちに遭い、高い攻撃力をもってして数発で沈められてしまうが)。
ドロップ品には主に骨と矢。
骨はオオカミに対する飼い慣らしに使うことができる。
また、レアドロップで身につけた防具と弓などもドロップする。
プレイヤーが放った矢は通常回収可能だが、スケルトンが放った矢は何故か拾う事ができない(ストレイやピリジャー、イリュージョナーなどの矢も同様に拾えない)。
なお、ゾンビと同じく日の光を浴びると炎上する。
しかし、遠距離攻撃をしてくる性質上、昼間でも攻撃してくる可能性があるので油断はできない。また日光を浴びるとすぐさま日陰に逃げ込むなど意外と賢い一面も。
骨故か天敵はオオカミで、オオカミを見ると一目散に逃げ出す。
水中ではJava版と統合版では挙動が異なる。
Java版では水中に入っても矢が当たりづらくなるのに弓矢で攻撃してくるのに対し、統合版では水中において弓矢が役に立たないと判断したのか、素手による近接攻撃に切り替える。
亜種
ネザーに存在する黒いスケルトン。
詳細はリンク先参照。
また、低確率で通常スケルトンもスポーンする。
雪原、氷樹バイオーム、更に統合版では雪の斜面、尖った山頂、凍った山頂、凍った海、凍った深海バイオームでスポーンする亜種。
朽ちた布地を羽織っており、鈍化のデバフを付与させる矢を射かけてくる強敵となっている。
倒すと鈍化の矢をドロップすることもある。
水中での行動はスケルトンと同じ。
沼地、マングローブの沼地バイオームおよび試練の間(チャレンジ部屋)の試練のスポナー(チャレンジ スポナー)からスポーンする亜種。
苔やキノコが生えており、毒のデバフを付与させる矢を射かけてくる強敵となっている。
倒すと毒の矢をドロップすることもある。ハサミを使うと赤色のキノコまたは茶色のキノコをドロップする。
水中での行動はスケルトン、ストレイと同じ。ver1.21.2/3まではなぜか、鈍化の矢を打ってくるストレイもびっくりの近接攻撃で鈍化を与えていた。
統合版の名前が、英名の単語の意味を翻訳した(が何故か)「行き詰まり」となっている。
なお、スポーンエッグの名前はモブとは異なり、なぜかこちらも英名の単語の意味を翻訳した「沼地のスポーン エッグ」となってる。
雷雨時に対峙することのできる亜種。
落雷付近にスポーンする『スケルトンホース』に近寄ると、雷と共にスケルトンホースマンが四体同時にスポーンする。
これを『スケルトントラップ』といい、さながら黙示録の四騎士が降臨したかのよう。
能力は通常のスケルトンと変わりないが、4体同時に相手するため苦戦は必至、その上デフォルトで鉄の兜を装備しているため、日光による自然消滅は期待できない。
上のスケルトンのみ倒すにより、スケルトンホースを獲得することができる。
通常ウマへの騎乗状態で水没すると騎乗状態は解除されるが、スケルトンホースのみ騎乗状態が解除されず、浮かない為に水底を走る事が可能。
ただし馬鎧を装備できない制約があり、性能は微妙。
稀にスポーンするスパイダーとのコンビで、上に乗っている。
スパイダーの機動力とスケルトンの遠距離攻撃が合わさった、なかなかの強敵。
お目にかかる機会はそうそうないが、これといった特典は無いので見かけたら少し嬉しい程度か。
統合版ではストレイやネザーでスポーンエッグを使用した際ウィザースケルトンのスパイダージョッキーを見ることができる。更に洞窟グモからも発生する。ストレイのスパイダージョッキーはJava版ではスケルトンを「粉雪」でストレイに変化させることにより見ることができる。
TNT Yeeter
アップデートによって追加された強敵mob……じゃなくて、海外発祥のミーム。
TNTを高々と掲げた、ずんぐりむっくりな体型のスケルトンの姿をしている。
スケルトンの頭部、砥石×2、TNTで建築できるちょっとしたオブジェクトであり、キャラクターでもなんでもない。
しかし、そのシュールな見た目が受けたのか海外プレイヤーの間で広まり、他のブロックを用いてカスタマイズする遊びが流行ったり、MODで本当にキャラクター化されたりした。
もしも実際に交戦する機会があれば、クリーパー以上に恐るべき敵となるだろう。こちらに目掛けてTNTをブン投げられたらたまったものじゃない。