概要
英語表記:Rawk Hawk
ウーロン街の闘技場の現チャンピオン。ワシを擬人化させたような姿をしており、キャッチコピーは「人間原子力発電所」。元ネタは恐らくコレ。鳥なのに人間って…。
Nintendo Switchのリメイク版では、異名が「金色の暴走発電機」に変更。当時はともかく現代のご時世では変更もやむを得ない。
実力は選手の中でもトップクラスであるのだが、勝利のためなら卑怯な手も辞さない。
最初はマリオのことなど全く気にも留めなかったが、勝ちあがっていると噂を聞いた対面時、チャンピオンベルト(に付いていたスターストーン)を偽物呼ばわりされ、挑発行為と見なして敵視するようになる。
その後は、マリオに毒入りケーキを送ったり、スタッフを買収し別の部屋に監禁して不戦敗にしかけたりと妨害するが、それらを乗り越えたマリオに結局敗北。ただ、事態が終わった後は改心し、二度と卑怯な手は使わないと約束した。
その後のストーリーでは自身の秘密の特訓場所でクッパと遭遇し対決するも、経験の違いから瞬殺されている。
なお、卑怯な手段については自らの意思なのかガンスの入れ知恵なのか不明だが、ガンスが「ゴンザレスを倒せなかったとは……」という独白と卑怯な手段についてお咎めなしだったことから後者の可能性もある(前者でも、自分にもメリットがあるので黙認したという可能性もある)。
また、リメイク版では初代チャンピオンであるプリンス・マッシュにも毒入りケーキを食べさせると言う卑怯な手で彼を不戦敗にして二代目チャンピオンになったらしく(その為、プリンス・マッシュはケーキが苦手になった)、一部のプリンス・マッシュのファンからは嫌われている事が判明した。
ただ、チャンピオンベルトのスターストーンが偽物だと知らないことと、マリオに送られた脅迫状について身に覚えがなかったことから、例えガンスの入れ知恵だったにせよガンスの本性と悪行までは知らなかったと考えられる。
一方で、彼の元に集まっていた大勢のファンをマリオがハンマーで全員ぶっ飛ばすと、
「お前に人気がないからって、俺様の大事なファンに八つ当たりをするな!」
とマリオの行為を怒っており、自分のファンのことは本当に大事に思っている様子。
ステージ8では、キノシコワや闘技場の選手達と共に激励に参加し、
「オレさまに勝ったヤツは ゼッタイ負けてはならんのだ!!」
とマリオを激励した。
ステータス
HP | 40 | ATK | 4 | DEF | 0 |
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チャンピオンにふさわしい華麗な空中技を披露してくる。また、天井に掴まり、舞台用具を使って大量のガラクタを落としてくる。この攻撃は連続でHPを減らされるので注意が必要。
闘技場の他の選手と同様に再戦が可能。ストーリーが進むと、メールで「トレーニングを続けて更なるパワーアップを遂げた」、という旨の文章を送ってくるが特にステータスは変化していない。
スーパーマリオくんでは
闘技場のチャンピオンとして登場。
ゲームのような卑怯さは持ち合わせておらず、むしろ対戦相手のマリオのギャグに振り回されている(そもそもガンスが善人になり、ベルトのスターストーンが偽物ではないので、原作のようにマリオを敵視する謂れがないが)。
この作者の漫画の中では珍しい完全ツッコミキャラである。
この試合でマリオがガンスから指定されたルールは「ハンマー使用禁止」。これによってマリオは苦戦を強いられ1度マリオをダウンさせたものの、クラウダのスーパーハンマーが気絶したマリオの元へイモムシのように移動し、マリオにハンマーを握らせて「かいてんハンマー」をさせ、それをくらったことで敗北した。
なおガンスは「マリオがハンマー使用禁止のルールを破った」と言いかけたが、クリスチーヌが「マリオがハンマーを使ったんじゃなくて、ハンマーが(気絶した)マリオを使った」というトンチを効かせたことで事なきを得た(もっとも、チャンピオンベルトはマリオではなくスーパーハンマーに送られるという、こちらもトンチを効かせたオチになった)。
関連タグ
ダンデ・・・同じく任天堂における無敗のチャンピオン繋がり。第一印象が似ていた為、「こいつも何か卑怯な手で勝ち続けてきたのではないか」という疑惑が掛かっていた。(詳細は当人の項目を参照)