概要
日が沈みDIOへの対抗手段がなくなってしまい絶体絶命のピンチに追い込まれた一行。ジョセフ・ジョースターは一時撤退を命じる。
しかしジャン=ピエール・ポルナレフは反対しDIOに立ち向かうと。花京院典明もそれに賛成。
承太郎とポルナレフ、花京院とジョセフで二手に別れDIOを追跡する。ジョセフ達の車の後ろになんとDIOが追いかけていた。すかさず花京院はハイエロファントグリーンのエメラルドスプラッシュを放つがDIOに指一本で弾き飛ばされた。そしてDIOはウィルソン・フィリップス上院議員を殺しその死体を投げ飛ばし、ジョセフ達の車を大破させた。
ジョセフ達は間一髪の所で建物の屋上へと避難した。花京院は途中で止まりDIOを眺めている。とっさに注意するジョセフ。花京院はジョセフの方を振り向き………
「思いつきました。DIOのスタンドの正体を暴く方法を…」
花京院には秘策があった。方法を練っている間花京院は自分のスタンド、そして自分の過去の回想に浸った。
花京院は他人とは違い、スタンドを持っていた。それが花京院の孤独へとさらに誘った。花京院はこのスタンドが見える友達は一生現れないだろうと。ジョースター一行と出会うまでスタンドが見えない者に自分の気持ちがわかるはずがないと。
「アヴドゥルとイギーのことを考えると背中に鳥肌が立つのはなぜだろう…それは目的が一致した初めての仲間だったからだ。」
「DIOを出すというこの旅。数十日の間だったが気持ちが通い始めた初めての仲間だったからだ。」
独白が終わりハイエロの結界を半径20メートルに広げ、そこに入り込んできたDIOに
「くらえッ!DIOッ!半径20mエメラルド・スプラッシュをーッ」
と叫び結界に触れるとエメラルドスプラッシュが放つそしてエメラルドスプラッシュを放った。DIOをとっさに時を止め花京院の胸元をパンチで貫通させた。そしてふっとばされる花京院。
花京院は死ぬ間際両親のことを思ったが最後に頭の中によぎった「奇妙な疑問」に両親の想いは吹き飛んだ。
そうDIOのスタンド能力である。花京院は頭を巡らせなぜ少しの時間差もなく結界が同時に切られたのか……
「少しの時間差もなく…時間差…時間…時間「時」」
そうDIOのスタンドの能力はなんと時を止める能力であった。花京院はそのことに気が付きなんとかしてジョセフに伝えようとした。そして花京院は時計台の塔へエメラルドスプラッシュを撃ち込んだ。
「メ...ッセージ......で...す... 」
「これが…せい…いっぱい…です
ジョースター…さん 受け取って…ください…
伝わって……… ください……」
と心中の中で呟き………
花京院典明、死亡
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まるで時間が何秒か「止められた」みたいだった!…ジョニィのセリフ。