CV:沢田和子(当時の沢田和猫)、小島幸子(単独ゲーム版)、渡辺明乃(グレンダイザーU)
概要
『UFOロボグレンダイザー』に登場するガンダル司令の別人格。
物語開始時はこのイラストのような小人サイズで杖を持った女性の姿。ガンダル司令の顔面が観音開きの要領で左右に開き、その中から彼女が出てくる形だった。
ガンダルが大火傷を負い整形手術を受けた第28話以降は、ガンダルの顔面がシャッター状に左右に開いて隠れ、その中からレディガンダルの顔が出てくるという形に変わった(メイン画像参照)。この時から声も整形手術前より若干低めになっている。
肉体を共有してはいるが、本体のガンダルとは性格が合わない。ガンダル本人の許可や了承なしに勝手に顔を出す現状にガンダルが愚痴をこぼし、これを聞き咎めて「何か言ったか?」「いいや、何も」と遣り取りするシーンがある。
最終決戦で自らベガ獣グラグラを駆ってグレンダイザーと対決するが敗退。形勢不利と見て保身のためベガ大王の暗殺を謀るが、精神力で肉体の主導権を握ったガンダルに粛清された。
媒体や作品による違い
漫画版
永井豪氏の漫画版ではレディガンダルに相当する小さな体のベガ星人 が登場するものの、「ガンダルの別人格」とは明言されておらず、一部の文献で「ガンダルの本体」と誤記されたりもしていた。
桜多吾作氏の漫画版でも、「ガンダルの別人格」よりは「ガンダルのもう1つの姿」として描写されている。
スーパーロボット大戦シリーズ
「A」「Z」「D」「DD」にのみ登場するが、声が出るのは「A」のみ。他は顔グラフィックの変化など、ちょっと出てくるだけの扱い。
ロボットガールズZオンライン
『ロボットガールズZオンライン」ではガンダルが持つアンティーク時計に住む呪いの鳩「レディちゃん」として登場する。
UFOロボグレンダイザー:たとえ我が命つきるとも
単独ゲーム版ではもちろん登場。物語がTVアニメ序盤なので、整形手術前の小人サイズのレディガンダルが出てくる形である。
日本語版の発売後にゲーム実況をする動画配信者が何人もいたが、元ネタを知らない配信者たちは
「顔面が割れて小さい人が出てきた?」
「中の人がいるの?」
「鳩時計みたい」
などと戸惑いの声を上げたり爆笑したりしていた。
グレンダイザーU
現時点では概ね原作を踏襲しているが、第4話になるまで互いを言及するシーンがなかった。
関連タグ
ガンダル司令:同一人物であり、メインとなる人格。
あしゅら男爵:前々作の敵組織の中間管理職枠。こちらは肉体の左右が異なる性別になっている。