ガンダル司令
がんだるしれい
『UFOロボグレンダイザー』に登場したベガ星連合軍スカルムーン基地の司令官。二重人格者であり「レディガンダル」という女性の人格を持つ。
武闘派で力攻めを得意とする性分。それもあってか、知性派のレディガンダルやズリルとは反りが合わない。ただ、ズリルとは終盤それなりにいい関係になっていたのか、彼の息子・ズリルジュニアに対しては送らずじまいになっていた手紙の束を見せる形で、ズリルの想いを代わって聞かせてやったりもしていた。
また単独ゲーム版ではちょっとした詩のような台詞を発しており、レディガンダルに「お前は詩人か?」と揶揄される場面がある。
ベガ大王に対する忠誠心は強く、最終話で謀反を企てたレディガンダルを、自らが重傷を負う事を承知の上で射殺している。そして自らの死期を悟り、自分の母艦・マザーシップに搭乗してグレンダイザーを道連れにするべく自爆特攻を図ったが、失敗して崖に激突、爆死する。
当時の児童誌によると「ガンダルの母星であるベガ星は大変な競争社会で、二重人格者が多い」という設定がある。
CV:子安武人
大枠の設定は原典と同じ。本作ではカサドのような特別視される人物がいるため、権限はあれどスターカーのような存在とは表向きには比較的対等に接している。しかし、カサドの事はレディガンダルと共に邪魔な存在として考えており、デュークとカサドを同時に仕留めるつもりで地上に攻撃を仕掛けようとしたりもした。一方で、カサドとは対照的にベガ大王の事は存在すら知らないという状況であるようだ。
CV:佐々木智代
ベガ大王に忠義を尽くす副社長。上下問わず気さくに接する理想の上司。
がんばっている人を応援するのが好きで、この仕事を選んだ。
業界人にしては気が弱く、欲がなさすぎるのが玉に瑕。
実はアンティーク時計に住む呪いの鳩「レディちゃん」に精神を支配されており、
時折普段とは正反対の言動で周囲を混乱させる。