概要
『文豪ストレイドッグス』において登場人物たちが探し求めている品。
ヨコハマのどこかに封印されているという、現実を改変して書いたことが真実となる白紙の文学書。作中では『本』とも呼ばれ、その在処を示す“道標”が中島敦の異能「月下獣」であるという。
仕様
書いた事がそのまま現実になるのではなく、物語的な整合性を必要とする。
種田山頭火曰くその手の異能力者の手で生み出された代物だろうと推測しており、例えば「世界は滅亡する」と記載してもいきなり世界が終わるという事は起こらず、物語的な文章を記載する必要がある。
異能特務課は研究用に『本』を頁を一枚保管しており、天人五衰は奪取した頁を使い国家の消滅を企んだが、それには相応の文数を必要とする為、国家消滅までの下準備は人達で行い、最後の締めとして頁を使う事を目論んだ。
改編された事象には物理的なものに留まらず、人々の記憶すらも含まれており小栗虫太郎の異能力「完全犯罪」をも上回る。