概要
“火龍”の名を冠するヨーロッパ北西や古代デンマークの伝承に登場するドラゴン(あるいは大蛇)の一種。
その名の通り炎を纏い、口からも炎を吐き出すとされており、一説には火の精霊、死者の魂、熱い雲と冷たい雲が交わって生まれたといわれており、全身が炎で包まれているとされ、ファイヤードレイクが空を飛び、出現する際は辺り一面が昼の様に照らし出され、曇天の空に不思議な光が走る際はこれが飛んでいる為だと考えられていたという。
その姿は羽の生えたドラゴンや飛竜(ワイバーン)で表現され、イギリス諸島の沼地、あるいはヨーロッパの山の奥深くにある洞窟に棲み、それらや土葬の墓に隠された財宝を守っているといわれ、財宝に近付く者には容赦しないとされている。
また、煮えたぎる溶岩やマグマの中をまるで水中の様に泳ぐ事が可能だといわれており、その為、火の精霊、若しくは死者の魂と同一視されることもあったといわれている。
最強王図鑑フランチャイズにて
初登場は「幻獣最強王図鑑」。シードで登場し、ナーガ、キマイラ、イフリート、フロストジャイアントという錚々たる面子に純粋な力押しで勝利。
ナーガの吐く毒液を全身の熱気で溶かしたり、同じ炎使いのキマイラやイフリートとの戦いも力押しで完勝、決勝戦ではフロストジャイアントに氷漬けにされるも、吐き出す寸前だった炎による熱で全身の氷を溶かし、火炎ブレスによりフロストジャイアントを焼き払って優勝するという幻獣の王「ドラゴン」の名に恥じない活躍をしている。
続く「異種最強王図鑑〜闇の王者決定戦」でもアムドゥシアス、九尾の狐、酒呑童子、インドラジットにも完勝し、無事優勝している。
だが「ドラゴン最強王図鑑」ではメスター・ストゥルワームには口の中に火炎放射をぶつけることで勝利するもの、シード枠の神話最強王図鑑にてギリシャ神話の最高神ゼウスと互角に渡り合う活躍を見せた邪竜「アジ・ダハーカ 」との戦いにて敗北、初の黒星となり、格の差を見せつけられることになった。
「異種最強王図鑑 天界頂上決戦編」でも登場し、「英雄最強王図鑑」準決勝に来た経験のある安倍晴明との戦いにて勝利したが、シード枠の原初の神「ティアマト」との戦いにおいては火炎と水流が互角であるもの、水流に打ち上げられて接近戦も許されず、最終的には彼女の放つ渦に巻き込まれてそのまま沈んで行き、2回目の敗北を喫した。
総じて「かつては強力だったが、原初の神や神に匹敵する実力を保つ出場者の登場によるインフレの犠牲となった哀しき選手 」と言えるだろう。
また、「幻獣最強王図鑑」及び「異種最強王図鑑〜闇の王者決定戦」においては全ドラゴンを代表して「ドラゴン」の表記で登場している。
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