「私は絶対無謬の『探偵殺し』!」
「安らかに眠られんことを!(レキエスカト・イン・パチェ)」
プロフィール
概要
小栗虫太郎とは漫画『文豪ストレイドッグス』に出てくる登場人物。
初登場は原作コミックス13巻の第五十四話。
犯罪組織に監禁されていたがドストエフスキーから条件付きで脱出を持ちかけられ『共喰い』作戦に乗り、ドストエフスキー側についた。
人物
国木田が逮捕される事件の原因となった偽の軍警資料を作った「隠滅屋」とも呼ばれる情報操作の専門家。前髪を七三分けにし蝶ネクタイとスーツを着た26歳の男。
ドストエフスキーの協力者であり懐刀、ドストエフスキーがわざと異能特務課に捕まった理由を知る唯一の人物。
一人称は「私」で感情が昂ると一人で声を張り上げて話す。英語を使いたがる。
推理小説が嫌いでまったく読まない。推理小説家ヨコミゾ(CV:星野貴紀)とは学生時代からの友人でヨコミゾからは「虫クン」と呼ばれている。
活動
ドストエフスキー逮捕後は自身の逃亡資金を手に入れるため、人気の推理作家を殺害して彼の最新作の未発表原稿を地下競売場に流した。原稿を購入したエドガー・アラン・ポオが紅色の封筒を取ったところで別の人物を自分に偽装して塔の上から落とし、自身が死んだように見せかけた。
事件現場で靴のすり減りから本物の「隠滅屋」が生きていることをすぐに見抜いた乱歩を「怪物」と評するも想定通りで、異能を発動して彼の超推理が出来ないようにする。
しかし、実際には自殺幇助だということを看破され、自らは警察に自首することにしたが、パトカーでの移動中に運転手が「天人五衰」の刺客ゴーゴリに殺害され、本人は「完全犯罪」を解かせるため拉致される。その直前に乱歩に次に起こる大きな仕事は受けるなと、忠告したもののそれが守られることは無かった。
その後、ゴーゴリらに拷問され、完全犯罪を解除。太宰を逮捕するための証拠を復活させることとなった。
その後、敦、鏡花によって救出され、安吾、ルーシー、ポオの協力の元、保護される。
異能力
能力名 | 完全犯罪 |
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解説 | 犯した犯罪の証拠を消滅させることができる。 |
元ネタ | 小栗虫太郎のデビュー作となった推理小説「完全犯罪」 |
この異能力で乱歩の超推理ができないようにするが、見抜かれてしまう。
過去にこの能力を利用して太宰の経歴を洗浄した。
敦たちはフィッツジェラルドの『神の眼』で探そうとしている。