CV 福山潤
概要
運命大戦の開催者。
惑星クレイから来訪し、地球で見つけたぬいぐるみを依り代にして活動。
六国家にある運命者カードを、運命者のユニット自身が選定したファイターに渡している。
いきなりやってきて『運命大戦』を開戦し、説明こそするがこちらの事情はわりとお構いなし等、非常に胡散臭い。
ちなみに、ぬいぐるみはあくまで依代である為、例え破壊されても本体にダメージは与えられない。
どうやら、ぬいぐるみは自力で補修している様子。
一応運命者達を気遣っている為に、巻き込んだ事に責任は感じており、死者が出る非常事態に発展した際も、ある解決方法に対するリスクはしっかり説明している。
本来の目的の為に運命者達を利用してるが、運命大戦の勝者の願いは責任をもって叶えてくれる。
正体と目的
その正体は、かつてユナイテッド・サンクチュアリ最北にあった、守護聖竜の神殿を守る竜戦士。
惑星クレイから霊体になって来訪した理由は、自分の一族を滅ぼした邪悪、シヴィルトを討つ事。
かなり古い時代から生きており、バヴサーガラですら名前も聞いた事が無い。
運命大戦を開いたのも、地球に逃走したシヴィルト討伐の為で、デザインフォースによって地球とクレイを繋ぐ道を作り、クレイに置いてきた本体を呼び寄せ、シヴィルトに引導を渡す計画であった。
参加者達を利用してはいるが、願いを叶える報酬に嘘偽りは無く、計画成就のついでに行える為、彼らの願いを無下にするつもりは無い。
その律義さはマサノリから「お人好し」と言われており、完全に善なる存在と言える。
しかし、肝心の術式がシヴィルトに書き換えられており、宿命決戦の引き金に利用される等、辛酸を嘗めさせられている状況にあった。
だが、マサノリ、ジンキ、ギィと共同でシヴィルトから術式を奪還する奇策を構築し、成功する……………のだが、完全に予想外の結果に翻弄される事に。
余談
彼が拠点としていた「守護聖竜の神殿」はおそらくだが、「惑星クレイ物語」のルアード編にて登場したソウルセイバー・ドラゴン達歴代守護竜を奉じる神殿かつユナイテッド・サンクチュアリの中でも厳しく出入りが制限されていた「サンクガード神殿」の事を指すと思われる。
そうであるならば、彼は「サンクチュアリガード・ドラゴン」の子孫たちの中で唯一の生き残りであると考えられるが…。
関連タグ
聖竜ガブエリウス:ユニットとしてのガブエリウスはこちらを参照。
キュゥべえ:やっている事こそ似ているが、ガブエリウスはほぼノーリスクで真剣に参加者の願いを叶える為、比較するのが失礼なレベル。
ケロちゃん(カードキャプターさくら):カードが関わるCLAMP作品に登場する似た立場のキャラクター、ガブエリウスと同様にマスコット調ではない本来の姿を持っている他、こちらにも宿敵ポジションのキャラクターがいる。