概要
プロフィール
魔王城に大量に生息している悪魔族の下級魔物。
作者が幼少期から持っているくまのぬいぐるみがモデルとなっている。
キャラクター
「ぬいぐるみクラッシュ」に登場した熊のぬいぐるみに小さい悪魔の羽が付いた姿。
現在姫に懐いている個体の数は100体余り。
同じような色の熊のぬいぐるみが熊之股鍵次先生の著者近影に写っている。
人語は話せず、「むー」と鳴く。歩いた時に“ぽすぽす”という効果音が出るくらい柔らかい。
姫が魔王城に来た頃の給仕役で、姫が枕を新調するためにブラッシングで綿を採ったところ“もっとやって”とねだった為、牢の鍵と交換でブラッシングしてもらった。
姫はその鍵を使って脱獄し、寝具探しを敢行する。
今や大量のでびあくま達はこぞって姫のブラッシングの大ファンとなった。
性格
誘惑に弱く流されやすいが、とても優しく金縛りになった姫の「悪魔教会に連れて行って」というアピールを疲れていると勘違いしたものの、姫の疲れを取るために楽しませようとした(結局最後の最後で金縛りだと気づいた)。(2巻第26夜より)
戦闘になると逃げるor仲間を大量に呼ぶ。一応、“かみつく””はたく”といった攻撃も存在。
姫が“でびあくま毛100%もこもこ着ぐるみパジャマ”を着た際、姫をでびあくま亜種(仲間)と認識し「仲間を呼ぶ」で姫の眠りを阻害しまくった。(4巻第43夜より)
でびあくまと同じように姫に懐いている魔物である魔海獣族の「ナスあざらし」がいる。
ナスあざらしも大量に生息しており、種族で姫に懐いている。
第196夜でハデスによって教育された時には目付きも怖くなり頭には弱肉強食と書かれたハチマキが付いていたが、姫の再教育ですぐに元に戻った。
第112夜でさつりくカブトを食べていた事があくましゅうどうしと意志を入れ替えした時に姫の話で判明したが直ぐにお腹を壊したらしい。
姫と一番仲の良いでびあくまは、勇者アカツキに保護され彼の優しさで懐いた特徴でマントをつけてアカツキのマネをしている(理由は自身に優しくしてくれたかららしい)。
結果的に勉強も仕事も努力したりカイミーン国の国歌を歌っていたりしている。
亜種
あくむー(2巻22夜に登場)
夢の世界と現実世界を行き来できるでびあくまの黒化バージョン。
「バクムー」というバクの魔物とコンビで魔族たちの悪夢を浄化している。
パンだてんし(13巻159夜に登場)
「境界山」周辺のみ棲息しているでびあくま。
人間や魔族に対して友好的。
ゾンビくま(17巻214夜に登場)
でびあくまがゾンビ化した姫に噛まれてアンデッド化した姿。
なお、151匹のゾンビくまは姫とセットであくましゅうどうしが必死に蘇生させた。
てんしろくま(24巻309夜に登場)
天界に少数だけ住んでいるでびあくま。
頭の輪っかと額の十字マークがチャームポイント。
警戒心が非常に強くシャイで臆病。そして滂沱の涙を流す。
てんぐま・むーじな(27巻第341夜に登場)
天狗をモチーフにした黒い翼が特徴的なでびあくまと、頭に乗せた葉っぱがチャームポイントなでびあくまそっくりのたぬき。
その他
現在、ぬいぐるみストラップや特大ぬいぐるみなどグッズ展開がされている。
CV担当の二人は水瀬氏がスヤリス姫役、早見氏がナレーションとネムリス女王役を兼任している。