「しばらくいない内に、この星も随分変わり果てたようだ…」
「これだから地球という星は面白い」
CV:金尾哲夫
概要
『仮面ライダーアウトサイダーズ』における、財団Xが『仮面ライダービルド』のラスボスであるエボルトの地球に残された遺伝子サンプルを元に創り上げたクローン。
ep.6で創造主であるエコルに従い、ジョゼフ乱堂の肉体を乗っ取った状態で新たな仮面ライダーエボルの形態・仮面ライダーエボルXに変身した。
性格
基本的な人格はオリジナルのエボルトとほぼ同じ(原典でもエボルトは極微量の自身の遺伝子から復活した際に記憶・人格が完全に保持されていたため、遺伝子サンプルからの作成でも似た形になったと思われる)。
劇中では「しばらくいない内に」という台詞を残していることから、人造とはいえオリジナルのエボルトの記憶もある程度受け継いでいる模様。
ゼインという新しいおもちゃに興味を示しており、それによる世界の行く末を見届けるべく、(主従としてかはともかく)創造主のエコルと行動を共にしている。
動向
Episode5終盤、仮面ライダーゼロスリーに圧倒され変身解除した桜井侑斗/仮面ライダーゼインの前にエボルXの姿で突如降臨。侑斗がゼインに新たな力を与える変数と踏み、彼を連れて撤退した。
Episode6では、ではエコルの人口の整理(という名の虐殺)という目的において用済みとなったジョゼフ乱堂の肉体を乗っ取る。この際、ジョゼフの人格を消滅させ肉体の主導権を完全に掌握した。
そして、侑斗が「DIMENSION」のゼインカードを生み出し尚且つ再びゼロスリーに敗北し無力化されたタイミングを狙い、ジョゼフの姿でエボルXへ変身。侑斗から「DIMENSION」のカードを奪い取り、新たにライダーゼインへ変身したエコルへと渡し世界のリセットを手伝う暴挙を起こした。
余談
- 発表当初は、宇宙から戻ってきたエボルトが新たな力を得た姿と思われていたが、蓋を開けてみたら「本人と関係ないところであのエボルトが2人に増えた」というより危険な状況となっており、特に仮面ライダービルド視聴者からは多くの反響を得ることとなった。
- その中でも「後にオリジナルのエボルトが登場してクローンを吸収してしまうのではないか」といった声が多い。
- また、記憶を共有しているとしても「しばらくいない内に」の下りの台詞について「お前自身が宇宙から帰ってきたわけじゃないだろ」といったツッコミが飛び交っている。
- その中でも「後にオリジナルのエボルトが登場してクローンを吸収してしまうのではないか」といった声が多い。
- エボルXへの変身直後「俺は仮面ライダーエボルX。以後、お見知り置きを」という台詞はかの葛城巧の口上を意識したものと思われる。相手が相手だけにまさかのセルフオマージュである。