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シソ科の編集履歴2024/11/03 10:58:56 版
編集者:hirai_killima
編集内容:唇形花について

概要

双子葉類シソ目に属する大きな科。現在のAPG分類体系では220属3500種が属する。ほとんどが草本で、一部が木本。対生の(まれに輪生)と、5枚の花弁が合着した特徴的な形の合弁花が特徴で、これを「唇形花」という。たくさんの花が集まっている花穂の形態を繁殖力が旺盛で精油を含む種が多い。

形態的には同じシソ目に属するクマツヅラ科と共通する特徴が多く、近縁と言われていたが、分子系統解析ではキリ科などの方が近縁とする結果も出ている。

唇形花について

花弁(花びら)が筒状になり、上下に大きく割れた特徴的な花形。上の花弁を上唇に、下の花弁を下唇に見立てた名前である。ホトケノザ(オドリコソウ属)は上唇部分が長く伸び、ウツボグサ(ウツボグサ属)は下唇部分が伸びた形態をしている。

シソ目の他の科にもしばしば見られ、クマツヅラ科をはじめ、ゴマノハグサ科の植物にも唇形花をとるものがあり、桐の花キリ科)も唇形花である。

属する植物

シソ(及びその変種のエゴマ)をはじめ、ハッカミント)、バジルローズマリーラベンダーセージマジョラムオレガノタイムレモンバームなど多くのハーブ類を含む。

そのほか、サルビアなどの草花がよく知られ、ホトケノザオドリコソウチョロギなどもこの科に属する。

過去にクマツヅラ科に入れられていたハマゴウムラサキシキブクサギなどは分子系統解析によりシソ科に移された。

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