概要
小説『仮面ライダーW~Zを継ぐ者~』に登場。
ミュージアムのエージェント(一部ではゼロの男と呼ばれる)が変身する本作品のもう1つの“Z”。
赤い目と胸部の円形以外は特にディティールが無い真っ黒な体をしたズーとは真逆なシンプルなデザインをしている。
触れたもののエネルギーを瞬間的に0にする能力を持つ。また武器としてチェーンを操る。この能力を使い仮面ライダーサイクロンを幾度も窮地に陥らせた。
組織の命令で風都でも園咲家に匹敵する大富豪・禅空寺家およびその一族が経営するリゾート企業複合体「ZENON(ZENkuuji OrgaNizer)グループ」の現当主にして組織の協力者の1人でもある禅空寺俊英、俊英が購入したズーメモリのアフターサービスとしてサポートするも俊英の妹・香澄が捜査を依頼した探偵・『左翔太郎』と『フィリップ』によって俊英らの本性が暴かれてしまった時点で見限り、もう1つの使命として、特殊な武器でエクストリームのクリスタルサーバーの一部を奪い逃走。追ってきたアクセルと対決する。
アクセルドライバーのスロットルを回す事でエネルギーを追加発生できるアクセルとは能力の相性が悪く(触った部位のエネルギーを空っぽにしても注ぎ足されて元通りになってしまう)、アクセルメモリをマキシマムドライブしたエンジンブレードとエンジンメモリをマキシマムドライブしたバイクフォームの2段攻撃を受けメモリブレイク。
照井に逮捕されかけるが、口封じの為にやって来たスミロドン・ドーパントに処刑されてしまった。
だが、この時に回収されたクリスタルサーバーの一部が後に更なる脅威を生み出す事に成るとは、この時は誰も知る由も無かった……。
余談
W本編ではゼロのメモリやロゴはモブとして度々登場している。