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伝承法(ロマサガ)

でんしょうほう

本記事では『ロマンシングサガ2』及びそのリメイク版である『リベンジオブザセブン』における伝承法について記述する。

ジェラール父上の想い、私が受け継いだ!」

概要

バレンヌ帝国皇帝レオンが、謎の女魔道士オアイーブから齎された一子相伝の秘法。

己の身に付けている技能と記憶を、任意の人物※に引き継がせる技である。

レオンの弁によれば「己の人生を捨てて戦う覚悟がある、強い意志を持った人間」のみが受け継げるという。

ゲーム中は、現在の皇帝が死亡または退位すると後継者を指名し、その者に引き継がせる事になる。

ただし無限に使えるわけではなく、限界が存在することがオアイーブから示されている。

※:前皇帝と血縁関係がない者どころか、サラマンダーイーリスといった人間ではない亜人の種族。更にはコッペリアのような生物ですらない人形ですら伝承法は発動する。

書籍『ロマンシング サ・ガ大全集』の記述によると、古代人が使う延命法「同化の法」を短命種用に調整したものであり、基本的には同じものとのこと。

また「全ての皇帝の遺志は伝承法によって繋がっており、全て同一人格である。故に本当の意味での主人公はレオンである」ともある。

もしこれが本当だとすると、歴代の皇帝は全て脳をレオンに乗っ取られている事になるのだが…。

ただしロックブーケ魅了効果が男性だけに効く点が皇帝すら例外でない点、口調などがそれぞれ異なる点を考えると、完全に同一とも限らない。あくまで元々の人格はそのままベースにして、行動原理はレオンのものになっているといったところか。サガフロンティア2エッグとも共通点がある。

リメイク作品『リベンジオブザセブン』ではジェラールの勝利台詞が「戦うのは好きになれない(継承前)」⇒「やっぱり戦うのは好きになれない(継承後)」となっており、飽くまでベースはジェラールであることが窺える。

ただし自動人形のコッペリアだけは唯一の例外で、伝承法が発動する前は言葉遣いの荒い男口調(人格は女性のハズ)なのに対し、伝承法で皇帝に就任するとまるで憑依転生で人格?が変わったかの如く、丁寧なものになる。

同化の法

伝承法の原型になった(とされている)『他者の肉体に自分の魂を移すことで延命させる』秘法。

そして七英雄が用いた同化の法の改良版である【吸収の法】は『モンスターを体内に取り込むことで、そのモンスターから能力等の特徴を獲得する』とどちらも相手から奪うためのものであるが、それらに対しこの伝承法は『伝える者と受け継ぐ者に強い意志があれば、志と能力を受け継ぐことができる』……即ち相手に託すという前述の二つとは真逆の内容となっている。

補足

ジェラールより後の皇帝に伝承法が発動した時に、それが年代ジャンプによる世代交代よって発動したものなら「やるぞ!」、皇帝のLPがゼロになって討ち死にすることによっ発動したものなら「先帝の無念を晴らす!」と決意表明するのがお約束となっている。

リベンジオブザセブン

リメイク版に相当する本作では演出が強化されており、新しい皇帝が伝承法で継承する際には玉座の前に跪くと

「今、受け継ごう。歴々の皇帝の力と記憶を!」

の台詞と共に伝承法が発動。

そして光と共に降り注いだ今までの皇帝の記憶を新しい皇帝が浴びて継承が行われた後、『年代ジャンプ』もしくは『皇帝退位』によって伝承法が発動した場合は後述のようにクラスごとに固有の決め台詞を言う仕様になった。

皇帝就任時の決め台詞

他にもご存知の方は追記をお願いします

クラス決め台詞
フリーファイター(男)「俺についてこい!」
シティシーフ(男)「サイコーな国にしちゃおうぜ!」
帝国猟兵(男)「みんなの想いを胸に!」

etc.

余談

伝承法はジェラールが皇帝に就任してからすぐ発動するようになっている(ジェラールがアバロンを襲撃したゴブリンの群れとの戦いで討ち死にしても発動する)のだが、リベンジオブザセブンでは『クジンシーを討伐するまでの間はジェラールが死亡しても伝承法が発動せずゲームオーバーになる』という仕様に変更されている。

関連動画

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