ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:紅林二郎
編集内容:性格や活躍、内容を大幅追加・更新

ノコノコ大将

のこのこたいしょう

ノコノコ大将とは、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に登場するキャラクター。ファンによる通称だが、便宜的にこちらの名前で説明する。

「ゲームオーバーだ、マリオ!!」

CV:スコット・メンヴィル(原語版)

概要

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』にて登場。

クッパ軍団ノコノコたちを率いるリーダー格で、自在に出し入れできるパタパタのような羽を持つ。三本の角がある兜と肩のアーマーを装備しており、トゲゾーこうらと同じような甲羅を背負っている。

なお原語版は当初から「Koopa General」が正式名称だと判明していた一方(「General」は将軍を意味する)、日本語版の正式名称は不明だった為、ファンの間では「ノコノコ大将」や「トゲパタ」等と呼ばれていた。後にバリアフリー字幕上映にて「ノコノコ将軍」が正式名称である事が明かされており、公式電子攻略本でもその名称で紹介されている。(なお、近い立場なのか眼帯をした赤いノコノコもいる)

性格

他のノコノコとは違い、巨大なブルドーザー型戦闘車両で味方をも蹴散らしながら高笑いながらマリオを追いかけるなど、好戦的な性格だが、クッパへの忠義や任務への使命は誰よりも厚く、その為なら自らを犠牲にしてでもやり遂げようとする忠誠心を持つなど、クッパ軍団の鑑でもあった。

また、ドンキーの車両に搭載されたロケットバレルでブルドーザーもろとも破壊されるも、炎の中から生存するなど、ノコノコとは一味違うほどの耐久力とマリオ打倒に燃やす執念深さを併せ持つ。

また「ブルーシェル」という奥の手を持ち、自らトゲつきのコウラにこもって羽を使って高速飛行し標的めがけて特攻する技で、威力はマリオとドンキーが乗るカートをレインボーロードごと大爆発、破壊してしまう程(その際、変身の為に兜と肩のアーマーを取り外してる)だが、一度使用すれば自身もただでは済まないもので、まさに自爆覚悟の最後の手段であった。

活躍

序盤の氷の国を侵略するシーンやクッパの演説シーンにも登場するが、本格的な活躍は中盤から。

レインボーロードでコング軍団と共にカートでキノコ王国へ向かうマリオ達に対し、大勢のノコノコカート軍団を率いて奇襲。自らも前面に巨大なプレス機のついた巨大なブルドーザー型戦闘車両であるモンスターマシンでマリオを追い回し、激しいデットヒートを繰り広げ、装備しているキラー二発を放ち、マリオのスタンダードカートを破壊に成功するも、飛ばされた先でノコノコカートの一つを奪われて静観してしまうが、最終的にマリオを潰す寸前まで行くが、車体に張り付かれる形で回避され、倒したはずのマリオを見て仰天した隙に頭を踏まれ、直後駆けつけてきたドンキーコングに飛びついた後、ドンキの援護砲撃のロケットバレルを食らって、マシンが破壊され、爆発に巻き込まれてしまう。

勝利に酔いしれるマリオ達だったが、炎に包まれたマシンの残骸から人影が出てきたのである………。

「俺から逃げられると思うなよ!ブルー・シェル!!」

何と彼は爆炎の中執念で立ち上がり、「ブルーシェル!」の掛け声とともに、マリオカートシリーズのトゲゾーこうらへと変身。そのままマリオとドンキーが乗るカートに自爆特攻し、レインボーロードごと破壊して両者を海に叩き落とした。

彼の出番はここまでだが、結果足を止めたコング軍はクッパ軍団に捕まり、同盟戦力を失ったキノコ王国も降伏せざるを得なくなる等、クッパ軍団の勝利の為に身を挺して戦況を180°ひっくりかえすほどの功績を残した。

正に敵ながら天晴れな奴…。

なおその後の安否や消息は不明。自爆によりそのまま塵となったのか、ケロっとどこかで生存しているのだろうか?

余談

  • 羽が生えているので当然といえば当然だが、トゲゾーこうらのデザインは『ダブルダッシュ!!』~『Wii』までのものが採用されている。
  • トゲゾーこうらでの特攻シーンは特有のSEと共に飛来した後にマリオたちの上で回り、その後に重直に落ちて爆発…と、原作を忠実に再現している。
  • 「棘付きの甲冑を身に着けたノコノコ」という部分では、ペーパーマリオシリーズや『スーパーマリオボール』に登場したトゲノコと一致しているが、こちらはノコノコの甲羅にそのまま棘が付いている・目元が隠れていない等といった相違点が存在している。また、終始パタパタの羽を付けており取れた姿は描かれていない為、正確には「パタパタ大将(将軍)」と言った方が良いかもしれない。
編集者:紅林二郎
編集内容:性格や活躍、内容を大幅追加・更新