出雲ハルイチ

いずもはるいち

「出雲ハルイチ」とは、松本直也による漫画作品「怪獣8号」に登場するキャラクターである。

「やれやれ

　四ノ宮のようなハデさも

　レノのような天性も

　伊春のような意外性も無い

　つくづく俺らしい専用装備だと思うよ」

概要

日本防衛隊員選抜試験に参加している、優美な物腰の青年。注目株の有力候補者の1人で、東京討伐大学主席卒業と言う超エリートかつ体力試験も好成績を残す文武両道の人物。実際、入隊後も別格の四ノ宮キコルを除けば、同期で最上位の実力を発揮している。

ロートルであるカフカの長所を見ぬくなど人を見る目もある一方で、お茶目な一面を持ち、慰労会では率先して幹事を務めるなど、仲間想いな性格をしている。

バトルスーツを始めとした対怪獣兵器製造の国内最大手「出雲テックス」の御曹司だが、それを鼻に掛けることは無く、事業を継がず防衛隊員を目指すことについては『家の事情』と答えているが詳細は不明。

弓矢型の狙撃武器。バズーカのような砲身が縦に3つ連なっており、着弾することで怪獣の体内から蝕む付毒兵器（トキシナイザー）。大型怪獣には威力が足りなくとも、その毒性で動きを制限し、葵など火力の高い隊員のアシストをすることができる。

毒矢を放つ際は、直接怪獣を狙うのではなく上空に矢を放ち毒の雨を降らせる方法で攻撃しているものの、毒が着弾した地面等の周辺環境への影響などは不明。