概要
「お前はもう死んでいる」とは、漫画『北斗の拳』の主人公ケンシロウの放った台詞。
リンの村を襲った暴徒のリーダー・Z-666(ジード)を北斗神拳の奥義「北斗百烈拳」によって葬った際に使用したのが初出。
※ ただしこの際は「お前はもう死んでる」。
Zも最初はその言葉の意味を理解できずにいたが、その直後に秘孔の効果で肉体が破壊されてゆき無残に爆死する。ある種の死の宣告である。
TVアニメ版では、ケンシロウが敵を倒すたびにこの台詞を多用し当時は流行語になったが、
原作ではカサンドラにて拳王親衛隊のカシムに対しての1回しか使用していない。
ただし、一部変更した様々なバリエーションで派生させており、例を挙げると前述の「死んでる」や、牙一族を倒した際はレイが代わりに「ああ、死んでいる」と言ったこともあり、最終話の最後のシーンにて暴漢を倒したケンシロウが「お前は既に死んでいる」と発している。
また、前述のような経緯もあり作品を代表する名言のひとつとなっており、後年の様々な媒体による派生作品でもキャッチコピーや決め台詞の一部として引用されている他、本作を意識した他作品内のパロディとしてもこの台詞が用いられている。