曖昧さ回避
概要
カルト武装組織「GOLAN」のマッド軍曹はナイフ格闘術の使い手で、「1秒間に10回も刺せる」と豪語していたが、その程度で秒間50発(初期)もの拳を放てるケンシロウに勝てる訳もなく、水槽に叩きこまれ、溺死を免れるためにカーネルの居場所を吐いてしまう。
去っていくケンシロウへ懲りずに背後から襲い掛かろうとするが、突如「ボン」という音と共に軍曹の胸部が爆発、臓物を飛び散らせた胴体にはぽっかりと巨大な風穴が残った。
この期に及び目の前の男の恐ろしさに気付いたのか、軍曹は「ひぇ…た…たすけてく…」と命乞いの言葉を漏らすが、その間も身体はメキメキと不穏な反応を示し、直後顔面がほぼ直角に折れ曲がるというオーバーキルに見舞われながら「たわば!!」と叫び、息絶えた。
余談*
- 原作掲載当時のジャンプ放送局等でタラバガニや俵孝太郎に因んだネタ投稿が散見された。ゲーム北斗が如くではその悪ノリを具現化したかのようなたわばがにと言う回復アイテムが存在している。説明文は『世紀末を生き抜いたカニを容赦なくボイル。そのうまさに思わずたわば!と声が出る。生命力を大回復。 』
- 作画担当の原哲夫は文庫版のあとがきにて「『たすけてくれっ、たすけて~~~』と言っている途中で肉が弾ける感じを出すために工夫した」と語っている。