『※』はたたりめ堂、または『よどみのキャンディショップ』の商品、『△』は六条研究所の商品、『☆』はアニメオリジナル商品。()内は初登場した巻数や話数を指す。
一覧
- ダイナソーダ(第11巻)
キャップが恐竜の頭になっている、爽やかなマスカット味の瓶入りソーダ。飲んだ後にキャップの恐竜の飾りを外してポケットやリュックに付けると、化石が埋まっている場所を知らせる鈴の様な音が聞こえる様になる。ただし、飲んだ人が掘り出せる深さで持ち帰れる大きさの物しか見付けられない。
- タイムライム(第14巻)
爽やかなライムの香りがする、時計の形をした少しビターなチョコレート。食べてから「タイムタイム」と唱えると時間が2倍になり、「クイックタイム」と唱えると時間が早送りになる。
ただし、時間の流れを戻す際に「タイムストップ」と唱えないとタイムラグが発生し、1日中自分の時間が10倍になってしまう。
- 達筆ピッツァ(『にゃははな毎日 銭天堂の招き猫たち』)
食べると達筆になれる。
- 団結ナッツ(第7巻)
ネックレスの様に繋がるナッツ。仲間と分け合って食べると固い絆で結ばれるが、絆が強すぎるあまりお互いを束縛しがちになってしまう。そのため、1人でいる時間を大切にしたいという人には向かない。
- 断捨離だんご(第17巻)
3つセットの団子。食べると断捨離せずにはいられなくなるが、効果が強めなため、3つ全部食べると配偶者といった大切な存在までも断捨離してしまう。
- チェンジリング(吉凶通り 第1巻)
赤いガラス玉の飾りが付いた玩具の指輪。相手の名前を言ってからガラス玉を3回回すと、その人と入れ替われる。
ただし、同じ相手にもう一度使っても元に戻れるのは相手だけで、自分は何者でもない存在になってしまう(作中では、何も存在しない真っ暗闇の空間に閉じ込められていた)。
- チャーミングミ(第6巻)
宝石の様な色鮮やかなグミで、食べると誰からも愛される様になる。ただし、本当に大切な人からは嫌われやすくなるので、ある意味自分というものが試される商品である。食べる回数や量についての決まりはない。
- チャレンジオレンジジュース(第20巻)
飲むとチャレンジ精神旺盛になり何かに挑戦する勇気が湧いてくる、瓶詰めのオレンジジュース。ただし悪い結果になりそうな場合、ジュースの味が口の中に蘇りNGを出す事もある。
- チュチュットチューインガム(第11巻)
箱の中に赤と黄色のガムが1つずつ入っていて、中に甘酸っぱいジャムの様なものが入っているチューインガム。
欲しい能力の持ち主に赤い方を食べさせ、自分が黄色い方を食べると相手の能力を少し吸い取れる。なおガムは2つだけなので、1人からしか能力は吸い取れない。
- チリチリチェリー(第14巻)
激甘のシロップが入っている小瓶の中にある、激辛のさくらんぼ。食べると辛い物を食べられる様になるが、1日に唐辛子10本以上の辛い物を食べると尻から火を吹いてしまう。
- つまみぐいサブレ※(第11巻)
カラスの形をしたサブレ。食べてから相手をつねると相手の能力を自分の物に出来るが、調子に乗ってやり過ぎると人の能力をつまみ食いしているのがバレてトラブルになってしまうので、要注意。
- 釣り鯛焼き(第1巻)
鯛焼きを釣る事が出来る釣竿と折りたたみバケツのセット。ただし付属している釣竿以外で釣ると、鯛焼きがいる以外の海に通じてしまう可能性がある。
- つるつる茶(第5、15巻)
飲むと肌がつるつるになるお茶。形状は小箱に入った茶葉、またはペットボトル飲料の二種類存在する。しかし三口以上飲むと、髪まで抜け落ちて禿げあがってしまう。
第5巻の『スピーチジュース』で初登場し(購入はされなかった)、15巻では『ラプンツェル~プレッツェル~』の効果を打ち消すために使用された。
- デジタルト(第16巻)
パイナップルで歯車を象ったタルト。食べるとデジタル分野に詳しくなれるが、元々デジタル分野に詳しい人が食べると、効き目が強過ぎてデジタル恐怖症になってしまう。
元は六条の研究所を壊滅させるべく考案された商品で、金の招き猫が研究所内に忍び込んで差し入れを装って置いていき、研究員達が食べる様に仕向けた。
- デッサン汁粉※(第4巻)
鉛筆の形の餅が入った汁粉。食べると他人からデッサンの才能を奪えるが、その相手と心を通わせると代償を支払う事になる。
- 天才サイダー(第16巻)
飲むと天才になれるサイダー。
- 堂々ドーナッツ(第6巻)
食べると自信がついて、堂々と振舞える様になれるドーナツ。気が小さい人にぴったりな商品。ただし、自信がつき過ぎて威張ったり態度が大きくなってしまうと効果が消えてしまうが、謙虚な心を忘れない様にすれば問題はない。
実写映画では効果が続くのは3年であり、更に3年を過ぎると食べた記憶も無くなるという設定も追加された。
- ドクターラムネキット(第2巻)
お薬ラムネ、白衣、先生メガネ(CV:斧アツシ)の3点セット。お薬ラムネは普通のラムネとして食べる事も出来るが、白衣とメガネを着けると病人から色の付いた煙が見える様になり、メガネの指示に従って煙と同じ色をした薬型のラムネを処方すると、病気やケガを治せる。更にラムネの使い方のみならず、薬草の見分け方や煎じ方も教えてくれる。
ラムネを使い切ると、メガネは役目を終えて二度と喋らなくなる。
- 毒々ドリンク※(『あやし、おそろし、天獄園』第2巻)
幕間の『スタッフの休憩』にて登場。詳細は不明だが作中では天獄園のスタッフの休憩時に与えられており、「異様なほど甘く、危険なうまさがある」「食べると同時に、体から一気に疲れが抜けていく」との記述がある。しかしそれと同時に、中毒性もある模様。
- どっちウォッチ(第20巻)
物事を決められない時、答えをYES・NOで答えてくれる懐中時計。これだけ見ると『YES』『NO』形式の物事にしか使えない様に思われるが、作中では紅子のアドバイスにより、「○○なら『YES』、✕✕なら『NO』」と質問を工夫する事で活用している。
ただし一度この商品で決めた事を覆すと、『どっちウォッチ』は壊れてしまう。
- ドラマチックどら焼き(第19巻)
食べるとドラマチックな出来事が次々と起こる様になり、退屈とは無縁な日々を過ごせる。
ただし、食事の後に食べれば適度なドラマチックで済むのだが、食事の前に食べてしまうと、いい事ばかりでは無く下手をすると命に関わる危険(人違いで喧嘩をふっかけられる、海でボートに乗ったら漂流するなど)にまで見舞われてしまう。
- とりあげもち(第17巻)
ひよこの形をした餅で、食べて「それちょうだい」と言えば他人の物を取り上げて自分の物に出来る。
ただし、この方法で取り上げた物は大切に扱わないと、「欲張りの報い」で使用者の人生が取り上げられ、一番最初に取り上げた物の中に閉じ込められてしまう。しかもそうなってしまえば、その人物は存在を消されこの世には最初からいなかった事にされてしまうため、周囲の人間には消えた事にすら気付かれない。
- ドリームドーム(第7巻)
理想の世界が広がっているドーム型の置き物。ドームの中で植物が育ち、人形が遊ぶ様子を眺められる。
また、付属の『チヂミントガム』を噛むと体が人形サイズに縮み、ドームの世界に入る事が出来る。ガムを口から出せば元の大きさに戻れるが、紙に包まず捨てたり飲み込んでしまうと、大きなショックが起こらない限りドームの中から外の世界に戻れなくなる。