概要
ゼンレスゾーンゼロで言及された称号。
昔、世界全土がホロウに飲まれ滅亡の危機に陥った際、災害鎮圧の要を担った七人の傑物が起源とされ、彼らは現世界観の基礎を築いたと言われている。
そんな七人は所属こそバラバラながら「災害の狩人、都市の守護者」と讃えられ、当時の新エリー都初代市長は『虚狩り(Void Hunter)』の称号を授けた。
以降その名は「エリー都建創報告」に記録され、旧都が陥落した後に整備された現在の新エリー都でも、調査員やホロウレイダーの“頂点”たるエース級エージェントに与えられし肩書きとして継承されている。
創始者
- 星見家三代目当主
"SWORDMASTER"
「讃頌会」と呼ばれる組織の“司教”を単騎で斬り伏せたという剣豪。本名不明。
"SUNBRINGER"
当時のマルセルグループCEOで、空のハイヴ・ロードホロウを消滅させた。
ボンプの発明者でもある。
- 導き手ジョイアス
"JOYOUS"
調査ギルドのエース。
七大ホロウの一つ、「神の迷い路」と称されるパパゴホロウを単身で通り抜けた人物。
ホロウ内での最大活動可能時間を導きだすことで、調査員がホロウでの長時間戦闘が可能であることを証明、ホロウ探索の基礎を築いた。
ホロウに出入りする調査員と、ホロウ内での活動をサポートするプロキシ双方にとって祖に当たる人物。
- ファルケンハイン傭兵団の長、ヴァイク大佐、ダン中佐
"DARKWALL"
共に「杖の軍(Guard of Staves)」に所属した将校。
PVでは傭兵団長と共に紹介されているため現時点でキャラクターと名前は一致しないが、少なくとも2名は衣装の特徴が似通っている。
傭兵団長は推定5m以上の巨躯を持つ知的機械体で、巨大な大剣を得物としていた。
傭兵団の長と「杖の軍」の両将校の3人で「ダークウォール」を37km後退させた。
- アーチ教授
"PROFESSOR"
頭部があるべき場所に紫色の炎が揺らめいてる人物。
へーリオス研究所を創設し、ホロウの様々な特性を解き明かしたホロウ研究第一任者。最後は調査のために零号ホロウへと侵入し、そのまま消息を絶った模様。
最新ストーリーで関連のある重要人物について語られるが…
授与者
H.A.N.D.直属の対ホロウ事務特別行動部第6課を率いる課長。
上記「ソードマスター」の末裔である星見家の次期当主で、当家に代々伝わる妖刀「無尾」の七代目の使い手。
当代最年少の「虚狩り」として名を馳せる。
余談
- 虚狩りには奇跡のはじまりに描写されているようなS字に似たエンブレム(同じ会社のゲームである崩壊スターレイル の量子属性マークを傾けたものがよく似ている)があるようで、これは星見雅のキャラクター紹介公式ツイートの名前横にも描かれている。
- 虚狩りの英名はなぜかHollw HunterではなくVoid Hunterとなっている。どちらも「空洞」や「空っぽ」を意味しているが、Hollowは「虚ろな笑み」などの感情的な虚ろや具体的な空洞を、Voidは完全に「何もない」概念や抽象的な状態を意味しているので微妙に意味合いが異なる。零号ホロウなどはHollow Zeroとなっていることから、HollowではなくVoidであることには何かしらの意味があると思われる。
- 初代虚狩りは現在全員が故人とされているが、彼らが具体的にどれ位昔の人物なのかは明かされていない。雅の幼少期にはすでに骸討ち・無尾は所有者なしとなっていたが、これはもう何代も扱いきれる器を持った当主がいなかった為。
- 初代虚狩りの情報には閲覧制限がかけられており、現代では彼らの詳細な情報は知られていない。
- 零号ホロウでの雅の発言から、虚狩りには「ダークウォール」に関する約定がある模様。
関連動画
奇跡のはじまり | 『ゼンレスゾーンゼロ』世界観紹介PV