覇者の聖典
200年後の未来において伝説的サッカープレイヤーとされる偉人・マスターDなる人物が著述した記述書。アルノ博士によれば「コレを手に入ればサッカーのパワーバランスを崩しかねない数々の極意が記されているが、極意をめぐって激しい闘いが起こる事を危惧し、その記述は暗号化された」との事。 プロトコル・オメガ2.0に苦戦するチーム雷門はワンダバからその存在を聞き、200年後の未来にタイムジャンプし苦労して手に入れたものの、やっぱり伝承の通り解読不能であった。しかし、木野秋は聖典を見た瞬間ソレが円堂大介の書いた「ノート」だと分かった(つまり、マスターD→DAISUKEであり、暗号化されているのではなく、単に大介の筆記が悪字で誰にも読めなかっただけだった)。 その後、聖典(ノート)の解読をお願いするために過去に飛び大介と出合った際、大介はノートには自分が夢想した「時空最強イレブン」(後述)の資質条件について記していると語った(この際大介は聖典の事を“ 遺言ノート ”とも呼び、かつての特訓ノートなどとは違う事を明確にしている)。
時空最強イレブン能力保有者たち
「時空最強イレブン」を結成するために必要な能力を保有する人物たち。当初は“○○(数字)の力”と称号で表現されており、物語の進行と共に具体的な人物名が明かされていく。
1の力 人を見抜き大局を見抜く、静と動を併せ持つ「真実のゲームメーカー」
手にする人物は神童拓人。
2の力 仲間の勇気を奮い立たせ、鉄壁の守りに変える「カリスマディフェンダー」
手にする人物は霧野蘭丸。
3の力 未来をも見通す状況推理能力で敵の急所を突く、「正確無比のミッドフィルダー」
手にする人物は雨宮太陽(アニメ・ネップウ)、白竜(ライメイ)。
4の力 大国を治める力、強靭な行動力と実行力を持つ、「鉄壁のキーパー」
手にする人物は西園信助。
5の力 海のように広い心で攻守を繋ぐ架け橋となる、「スーパートリッキーミッドフィルダー」
手にする人物は錦龍馬。
6の力 稲妻のように素早く斬り込む速さ、「電光石火のスピードストライカー」
手にする人物は剣城京介。
7の力 自由自在に空間を活かし空を制する、「フライングディフェンダー」
手にする人物はトーブ。
8の力 太古の力を宿し、その牙の力は海をも割る「ダイナミックミッドフィルダー」
手にする人物はフェイ・ルーン。
9の力 野獣の獰猛さと賢者の頭脳を持つ、「ファンタジックリベロ」
手にする人物は菜花黄名子。
10の力 絶対的な勇気と揺るぎない実行力で、大地をも味方にする「キングオブミッドフィルダー」
手にする人物は松風天馬。
11の力 灼熱の熱風と激震する雷鳴の力で全てを貫く、「オールラウンドプレイヤー」
手にする人物はザナーク・アバロニク