ミュラー(進撃の巨人)
みゅらーちょうかん
「飛行船部隊と、この要塞にいる全ての兵士に告ぐ...」
「ここが人類に残された最後の砦となる!諸君らの双肩にのしかかる重圧は計り知れない...だが...結果がどうあろうと決して諸君らだけの責任ではない!」
「憎しみを利用し、憎しみを育み続け、憎しみに救いがあると信じ...我々が至らぬ問題の全てを『悪魔の島』へ吐き捨ててきた...」
「その結果...あの怪物が生まれ我々が与え続けてきた憎悪を返しにきた...」
「もしも再び未来を見ることが叶うなら、二度と同じ過ちは犯さないと...私は誓う」
「皆もどうか誓ってほしい、憎しみ合う時代との決別を...」
「互いを思いやる世界の幕開けを...」
「ここで...私達の怪物との別れを!!」
CV:青山穣
概要
これまでのマーレ政府の見解や政策に反して、この惨劇はマーレを含む世界自体が招いた事であり、憎しみによる攻撃を続けた結果が、パラディ島勢力による、報復を招いたと、演説している。
さらにエレン・イエーガー討伐後に、パラディ島と和解交渉を行う気があったのかは不明だが、憎しみと戦争の無い世界を再建すると、宣誓している。
飛行船部隊全滅により一度は絶望したが、その後に現れた調査兵団とマーレの戦士の合同軍と終尾の巨人との交戦を目当たりにして、希望を見いだした。
その後侵入してきた、エルディア人達に対して、多数のマーレ人の避難を阻害した可能性がありなおかつ、武装していたにも関わらず、武力による制圧をせず、救援を命ずるなど、演説の宣言が偽りでは無いことを有言実行して証明した。
その後に起きた光るムカデによる、エルディア人の巨人化に恐怖し警戒感を露わにするも、証明の機会を設けそして立体機動装置を目の前で放棄した、アルミン・アルレルトの渾身の説得を受け入れた。
その後経緯は不明だが、エルディア難民を保護して、さらに特使としてアルミン等を和平大使として派遣するなどマーレ再建及びパラディ島との和解に尽力していると思われる。
余談
これまで基本的ごく一部除いてエルディア人全般を悪魔又は奴隷扱いしてきたマーレ人において初めて、パラディ島を含むエルディア人達の悲しみや怒りを理解し寄り添う姿勢を示した、マーレ側において和解の希望を示した人物であり、本作の最終局面を語る上で外すことの出来ない人物といえる。
演者の青山氏はかつてゲーム『進撃の巨人2』にてナレーションを担当したことがあった。