カードテキスト
通常罠
(2):罠カードが発動した時、その発動にチェーンしてこの効果を墓地で発動できる。
このカードは通常モンスター(水族・水・星2・攻1200/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。
この効果で特殊召喚したこのカードはモンスターの効果を受けず、フィールドから離れた場合に除外される。
概要
デザイン上のモデルとなっているのは、カナダはバージェス頁岩より採掘された約5億8000年前の海洋生物「バージェス動物群」。
保存状態が極めてよく軟組織を多く残していたこれらの化石類は、最古の脊索動物をはじめ古生物学の分野において重大な発見を多数もたらした。学術的知見はもちろんのこと、よく語り草となるのはプロの学者をして奇妙奇天烈動物(Weird Wonders)と言わしめた奇怪なフォルムだろう。本テーマもその例に漏れず、奇抜な外見のカードが多数所属している。
ゲーム上の特徴は、その姿に負けず劣らず独特である。本テーマに所属しているカードはほとんどが罠カード。最終編集時点でメインデッキのモンスター・魔法カードが1枚もない。ほかには、ランク2エクシーズモンスターやリンク2リンクモンスターがちらほら存在している。
展開の足回りを支えるモンスターが存在しない代わりに本テーマの罠カードは上記の共通テキストをもっており、罠の発動をトリガーに墓地からモンスター効果への耐性を持った通常モンスターとして蘇生することができる。
蘇生後は場を離れると同時に除外されてしまうデメリットを負うが、こちらはエクシーズ素材にしてしまえば容易に踏み倒すことができる。
罠として使用した場合の効果も除外効果・攻守増減など粒揃いであり、序盤はこれらの効果で時間を稼ぎつつ墓地を肥やし、終盤に大量蘇生させてランク2を並べ圧殺するのが理想的な動きとなる。
テーマとしての動きはもちろん、カードとしての個々の性能も悪くなく、他のカテゴリーの展開に制限をかけるような要素が少ないため、ディノミスクスをはじめとして他デッキへの出張要員としても活躍できる。
カード一覧
「バージェストマ」と名のついたカード