概要
黄色中隊とは、エルジア空軍第156戦術航空団に所属するエース部隊であり、灰系三色のスプリッター迷彩の機体に主翼の両端と下部の黄色いカラーリングが特徴。
Su-37の五機編隊。
エンブレムには鷹と5機の機体、鷹座が描かれている。
ストーンヘンジの防衛をしているが、大陸に進行してきた敵の迎撃も行うこともある。
ISAFによる第1次ストーンヘンジ攻撃の際は、戦闘爆撃機F-15E×12機と、その護衛機F-15C×12機で編成された選抜パイロットによる最精鋭のISAF特別攻撃部隊を、わずか5機編隊で全滅させたという実績を持ち、エルジア軍はもちろんISAFにもその存在が知れ渡っていた。
しかし、コモナ諸島における空戦により1機被弾したこと、ストーンヘンジ防衛戦の際にメビウス1との戦闘による黄色の4の戦死や熟練隊員の引き抜き、さらには物資の不足や燃料の純度が悪くなるなど、エルジア軍の戦況が不利になるにつれて部隊は弱体化していった。
そして、首都ファーバンティ防衛戦において、メビウス1との交戦により出撃した5機全機が撃墜され、黄色中隊は壊滅する。
エルジア軍はISAFへ降伏したものの、クーデター軍はあきらめきれず、とりあえずSu-37のカラーを黄色中隊の色にし、ISAFから「敵は全部黄色だ!」とでもいわせたかったのだろうが、現れたISAFはまさかの「敵は全部リボン付き」で大いに焦ることになる。
当然パイロットの腕は本家に到底及ばず「ああ!ジャン・ルイがやられた!」という名言を生み出す、残念な結果に終わった。
シリーズへの影響
エースコンバットZEROでSu-37のマーセナリーカラーで黄色中隊のペイントにすることができたり、エースコンバット6でSu-33用の黄色中隊のカラーリングがダウンロード配信されるなど、その後のシリーズにもさりげなく登場する。
アサルトホライゾンでは上位機体であるSu-35や似たカナード付フランカーのSu-33が登場しているが、DLCとしてSu-37が配信されている。