解説
「盗んだ?人聞きの悪い。死ぬまで借りるだけだぜ。」
原作の霧雨魔理沙の「死ぬまで借りる」発言であるが、これは寿命のことを意識したセリフである。持ち主は妖怪(アリス、パチュリー、霖之助など)が主であり、人間である魔理沙は特別な方法を用いない限り元の持ち主より長く生きる事は出来ない。
種族による寿命の多寡
妖怪の寿命というものは短くて数百年、長ければ数万年にも亘る。仮にレミリアの肉体年齢を10歳とすると、500生きている吸血鬼の1年とは人間の1週間程度に相当する(生物学の『ゾウの時間ネズミの時間』などが詳しい)。
盆に帰省
幻想郷には幽体という概念があるため、魂のままでも行動ができる。
しかも妖々夢以降、現世と冥界の結界が緩くなっているため簡単に顕界に来ることができるのだ。(一応やってはいけない行為らしい)
それでも盆になって遺族が迎え火を焚くと、顕界に行くことが許される。
顕界を一頻り見て回るお盆観光ツアーも行れているようだ。
現状、この手のイラストは数も少ないので東方に限定した寿命差関連のタグを作る意味は余り無い。
「先立つ側」としては上記の霧雨魔理沙や十六夜咲夜、そして極端に寿命の短い稗田阿求がよく描かれる。
「残される側」としては人間と関わって生きる妖怪であるレミリア・スカーレット等や、死ぬことの無い蓬莱人(藤原妹紅など)が多い。
また、森近霖之助や上白沢慧音は「人間より長寿だが妖怪よりは短命な存在」として、残される側と先立つ側の両方で描かれることもある。