出演者
レッドシアターズとも呼ばれる8組15人の若手芸人と、劇場支配人内村光良(ウッチャンナンチャン)がレギュラーである。
シアターズが3つのシチュエーションに合わせてコントを披露するコーナー「スリーシアター」が、この番組のメインである。それ以外にもいくつもの番組内企画やミニコーナーが存在する。
スリーシアターで演じられるコントには、個々のコンビ(もしくはトリオ、ピン)で行われるものと、コンビの枠を超えてコント用にユニットを組んで行う「ユニットコント」がある。
レッドシアターズ
以下、50音順に概説を記す。個々の芸人についての詳細は個別記事もしくはWikipediaを参照すること。
以下の内容にはpixiv内でのネタが大いに含まれています
狩野英孝
番組本編でもいじられキャラであるが、pixivでもめでたくいじられキャラの称号を勝ち取っている。詳しくはさすがリーダー
レッドシアターではイケメンネタをほぼ封印し「CAアゲハ」「今賀旬」などのキャラコントを演じている。
ミニコーナー「キャノンEIKO」は本人の持ち込み企画である。
しずる
村上純(ボケたまにツッコミ)、池田一真(ツッコミたまにボケ)からなる、青春コントでおなじみのコンビ。しかしレッドシアターでは後述の「清美と川口先生」以外の青春ネタはあまりせず、「語り」や「田沼さんが転んだ」などのシュール&ブラック路線を展開している。
村上が男前、池田が顔芸の人(あるいは犬、しずるじゃないほう)…として定着している。基本村上が人気者である。
「清美と川口先生」というコントの、池田演じるツンデレヤンキーな清美が人気を博しており、イラストが多々見られる。また、しずるの別コントの村上が演じる女子高生さっちんと共に描かれることも多々ある。
番組内にもう一人「村上」がいるため、村上純は通称「村純」と呼ばれる。村上健志とまとめて「W村上」と呼ばれることもある。またpixiv上では、ジャルジャル・後藤淳平と村上純をまとめて「Wじゅん」と呼ぶこともある。
ジャルジャル
後藤淳平(ボケたまにツッコミ)と福徳秀介(ツッコミたまにボケ)からなる、大阪吉本代表のコントコンビ。
シュールでしつこい展開のコントに定評のあるコンビである。「麦わら」「タメ口」「ビリビリ」「ベリベリ」など、ジャルジャルのネタをベースとしたユニットコントも人気が高い。
福徳は番組内企画「ツッコミ選手権」の第1回、2回優勝者である。関西人らしいキレのあるツッコミは、内村支配人にも信頼されている。福徳が参加するユニットコントでは、ツッコミ役をやることがジャルジャル単独のネタより多い。
後藤は主にミニコーナー「谷田部とヤタッペ」に見られる我が家の谷田部俊との絡みをはじめとする先輩いじり(「谷田部とヤタッペ」時、後藤は谷田部を呼び捨てで呼ぶ)や、ユニットコントの脇役(「こんにちは根岸」の後藤P、「レイコ」で村上健志演じるレイコに一目ぼれされる役、など)で注目を集めている。特に先輩いじりの激しさはpixivでよくネタにされ、谷田部からヤタッペを取り上げたり、ロッチ・コカドから弁当の具を盗るさまがレッドシアター関連ではたびたび見られる。
特に後藤が残酷な仕打ちを行っていると思われるイラストには悪魔降臨とタグ付けされることもある。
なお、コカドから弁当の具を盗るのはジャルジャル両方らしい。
はんにゃ
金田哲(ボケたまにツッコミ)と川島章良(ツッコミたまにボケ)の「ズクダンズンブングンゲーム」で一世を風靡したコンビ。
ネタでは金田のダイナミックな動きとキャラが特徴である。そのキャラはコンビ内のネタのみにとどまらず、ユニットコント「劇団ジョセフィーヌ」でも発揮されている。
相方の川島は一時期は「じゃない方芸人」と呼ばれていたものの、この番組内で「おバカキャラ(漢字やカタカナが苦手)」が発覚し、それをいじるためのミニコーナー「カワレオ」でピックアップされた。その結果、漢字のみならず、三角形の面積の求め方、地図記号の意味などの常識問題も苦手であることが分かった。
フルーツポンチ
村上健志(ボケたまにツッコミ)と亘健太郎(ツッコミたまにボケ)のコントコンビ。通称「フルポン」。
村上健志(通称村健)演じるウザキャラに、元自衛官である亘の冷静なツッコミが持ち味である。
村健のレイコや通ぶる男などのKYなウザキャラを演じる演技力は、内村支配人にも評価されている。
番組内では村健が非常に音痴であることがミニコーナー「村健ヒットスタジオ」などでよくいじられる。
また、亘はいくつものミニコーナー(「カワレオ」「PLAY BOYS」「体育の時間」など)で、ツッコミ役を演じ、番組全体を引き締めている。特に「PLAY BOYS」での「ツッコミバーテンダー」は人気である。また、シアターズ初の既婚者でもある。
ユニットコントではすぐに「ムリィ~!」と言い出す変な女子「レイコ」のシリーズや、柳原可奈子とのユニット「通ぶる男女」が人気である。
柳原可奈子
レッドシアターズの紅一点。
綿密な観察と確かな演技力によって生み出される「ショップ店員」「女子大生マミ」「ママさんブロガー」「北条マキ」などの、どこかにいそうでどこにもいない女性キャラに定評がある。
主には狩野との引き合いで「なんでもよくこなせる優秀なピン芸人」として扱われる。
……ただ一点を除けば。
その体型ゆえにか、彼女は運動が非常に苦手である。ゆえに「体育の時間」でいろいろ(跳び箱、前転…など)な競技に挑戦させられているが、成功したのは大縄跳びのみである(2010年3月29日現在)
ロッチ
中岡創一(ボケ・小道具たまにツッコミ担当)とコカドケンタロウ(ツッコミおよびボケ・ネタ作り担当)からなる、ナベプロ所属の「W地味」コンビ。
もじゃもじゃ眼鏡の中岡と、お菓子大好き滑舌悪男コカドとして親しまれている。
コンビ歴ははんにゃと同じであるが、芸歴は中岡が2010年で14年目、コカドが15年目とメンバー内最長である。
「巨乳3割う○こ3割(By支配人)」の独特の緩い展開と空気感が特徴。
主に中岡が印象的かつ可哀想なキャラになるコントが多い。中岡のネタ中の台詞は多くのファンに親しまれている。
コカドのツッコミはほとんどが「お~お~え~え~!?」とリアクションをとっているだけの今までのツッコミの常識をくつ返すものであり、本人の滑舌の悪さも相まって「コカドスタイル」と番組内で名づけられた。
また、レッドシアター内ではコカドの演じる「こんにちは根岸」というキャラが人気である。
どこか哀愁の漂うリアクション芸人「こんにちは根岸(本名根岸谷学)」と、中岡演じる息子やジャルジャル後藤演じるプロデューサーなどの人間関係が描かれるユニットコントはもはや展開が読めない(笑)
その他に中岡演じる売れない俳優「十文字アキラ」も人気が高い。
我が家
坪倉由幸(リーダー・ネタ作り)、杉山裕之(ツッコミ)、谷田部俊(大ボケ・空気)からなる、シアターズ唯一のトリオ。ロッチとともにシアターズナベプロ組かつ年長組として扱われる。
主には坪倉の下ネタと杉山の「言わせねぇよ!」ときびきびしたツッコミが有名である。
坪倉は金田、W村上と並んでイケメンさに定評がある。実際ナルシストであるという。女装が似合い、ユニットコント(「スタンドバイミー」「レイコ」など)でよく女装する。
杉山はその容姿から「ジャイアン」「大仁田」などといじられる。我が家のネタでも「ダンプ杉山」というレスラーのキャラを持つ。また、酒癖が悪く酒を飲むと後輩たちに説教する癖があるので、あまり好かれていない。
谷田部は一見地味であり、小柄で目立たない。そう言うキャラであったが、レッドシアター内で「谷田部とヤタッペ」というミニコーナーを与えられたことにより転機が訪れる。
「谷田部とヤタッペ」とは、谷田部が自分を模したパペットである「やたっぺ」に話しかける形で自分を褒め一人悦に入っているところに、ジャルジャル後藤が現れ、ツッコミを入れヤタッペを取り上げたりするコーナーである。これにより「谷田部は可愛い」という認識が広まり、いつの間にか坪倉の人気に並び追い越すほどにまでなったという。そして本人も本気で調子に乗りつつあるらしい。