アルヴィン
あるゔぃん
曖昧さ回避
アルヴィン(Alvin)とは、英語圏の男性名。由来は「精霊(或いは高貴)なる友」を意味する古英語とされている。
→(欧州人名の一覧)
- 『テイルズオブエクシリア』、『テイルズオブエクシリア2』の登場人物。
- 『テイルズオブコモンズ』の主人公。
- 『シャイニング・ハーツ』に登場するエルフ族の精霊使い。
- 『エースコンバット5』に登場するウォードッグ隊の3番機パイロット。→アルヴィン・H・ダヴェンポート
現在は、おおよそ1.を指すタグとなっており、本項では1.のアルヴィンについて記述している。
概要
CV:杉田智和
性別:男性
年齢:26歳
身長:182cm
キャラクターデザインは藤島康介。
ラ・シュガル国の首都イル・ファンの研究所で軍の最高機密を知ってしまった事で、ミラと共に軍に追われていたジュードを助けた謎の男。
フリーの傭兵を自称し、恩を売れば金になるという事でミラの護衛として一行に加わった。
軍に追われる二人に一体何をしでかしたのかとよく尋ねるが、実際は2人が研究所にいたことや、ミラが巨大兵器「クルスニクの槍」を壊そうとしていた一部始終を目撃しており、それを隠している時点で既に怪しさ全開である。
上記の件以外にも、シルフモドキ(鳥)を使って頻繁に何者かと連絡を取る、度々意味深な視線を向ける等と序盤からプレイヤーにとってこの上なく胡散臭い。レイヴンなんて眼じゃないくらい胡散臭い。
性格は基本的に気さくで面倒見は良く、よく冗談や軽口を言う。まだ旅に慣れていないジュードやミラに旅や戦闘の知識を教えたり、四大を失って戦う力を失い剣すらまともに振れなかったミラに剣術を教えたりと、2人からは非常に頼もしく思われていた。
一方で自分が話したくない事は全く話さず、話題を別方向に持って行こうとしたり、はぐらかしたりする。
他人に勝手なニックネームをつける癖があるらしく、ジュードを「優等生」、エリーゼを「お姫様」、ローエンを「ジイさん」などと呼ぶことがある。
本名はアルフレド・ヴィント・スヴェント。
巻いている長いスカーフはお気に入りのものらしい。
一年後
続編の「テイルズオブエクシリア2」では、衣装等が変わって再登場する。
現在は商人として働いており、新しい商売を軌道に乗せるべく、日々奮闘中。一年前の旅で一皮剥け、自分の素性を隠して他人を騙すことはもうやめると強く決意しているが、これまでの人生経験から、人間関係での身の振り方で悩んでいる。
TOX2のキャラクターエピソードではそんな彼の葛藤や商売パートナーであるユンゲルスとの関係について描かれている。
過去
ミラ=“マクスウェル”の生まれた日編
以下エクシリア公式設定資料集で判明したアルヴィンの過去を紹介。
※かなり生々しいので閲覧注意
- 無理な人は直ぐに関連イラストへ!!
- マイルドにするためにわざと伏せ字を使っている
公式設定資料集おまけ小説「ミラ=“マクスウェル”の生まれた日」にて記載。
概要としては約6歳ぐらいのミラがマクスウェルとしての自覚と覚悟を備えた日の話であるが、アルクノアの生活等も書かれている。
アルヴィンの母レティシャは出産してから色々病気を抱えるようになって並行して心も弱るようになっていたため、アルヴィンと母と父の三人は、療養を兼ねて旅船ジルニドラで家族旅行をした。
ところが断界殻の近くで事故が起こり、この時アルヴィンは父親が波に飲み込まれて消えるのを目撃した。
事故後、アルヴィンとレティシャ、現アルクノアメンバーは何とか助かったが、レティシャはその後リーゼ・マクシアでの生活でこなせる仕事がないため、夫を亡くした今唯一頼れる兄弟(または義兄弟)のジランドにすがるようになる。
そして二人は何時しか肉体関係を持つようになり、ある日アルヴィンは母親とジランドのセ〇〇ス目撃してしまった。
※このことはまだ当時幼かったアルヴィンが初めてセ〇〇スというものを知るきっかけになってしまう。
しかし、母親はアルヴィンにばれてないと思っておりずっと嘘をついていた。
そして一回目を目撃後、再びセ〇〇ス後のジランドの部屋にいる母(レティシャ)を発見してしまう。
そんな日々が過ぎたある日、四大とミラは当時のアルクノアの実験場を破壊した。
この時アルヴィンとレティシャは命からがらなんとか逃げたが、夫の次はジランド(とジランドが建てた研究所)という支えを失ったレティシャは精神を大変痛めており、TOXでジュード達がシャン・ドゥで初めて出会った時のようになってしまった。
…とアルヴィン絡みの話は此処で終わるが、あまりにも内容がアレなため、この部分はみんなのトラウマになっている。
ちなみにこの小説には幼いアルヴィン以外にも若い頃のエリンやディラック、赤ん坊の頃のジュード、幼い頃のミラも登場する。
その後も、テイルズオブマガジンでアルクノア時代の彼の話が読めた。
アルヴィン・クロニクル編
アルヴィンを主人公としたエクシリア公式外伝小説で、
内容としては各話アルヴィンが聞き手に対して過去を語るという形式の全6話構成の短編。
第1話~第3話はジュード、第4話~第6話はエリーゼ。
※2012年10月号~2013年2月号まで連載、現在は終了。
基本的な内容はアルヴィンが友に裏切られ、立て続けに母の崩壊をも知り友情も愛情も切り捨てて目的の為だけに生きることを誓った人生の転機であり、アルヴィンは初めてこの辛い過去を他人に打ち明けることが出来たのだった。
《第1話~第3話》
TOXEDから数ヶ月後、アルヴィンが仕事の合間にジュードに会いに来て昔話をする。
- 第1話
テイルズオブエクシリアの序盤、イル・ファンの研究所でアルヴィンが何をしていたかを話すという内容。ちなみにこの時にジュードに対してかつて抱いていた気持ちをカミングアウトする(変な意味ではない)。
- 第2話
第1話の続き。アルヴィンの商売の方向性を決めたきっかけを話す。
- 第3話
第2話の続き。
《第4話~第6話》
エクシリアの断界殻開放後、カラハ・シャールへ学校帰りのエリーゼに会いに行き、エリーゼぐらいの歳(10~14歳)の思い出話をするところから始まる。
- 第4話
トラヴィス家から密書を盗んで友人とアルクノアの基地である旅船ジルニトラに戻るまでの話。
- 第5話
トラヴィス家から密書を盗んで来た話の続きとアルヴィンとジランドの関係を中心とした話。
- 第6話
王になる前のガイアス&ウィンガルが登場。
アルヴィンにア・ジュールのスパイ疑惑が沸き、ジルニトラの牢で閉じ込められたり友人の手引きで脱出する話。