概要
幻想郷において人間が住む里。狭い幻想郷の中では『里』と言えばここを指す。
霧雨魔理沙の父が営む大手道具店霧雨店、リリーホワイトが人気で風見幽香もたまに訪れるという花屋、上白沢慧音が教師を務める寺子屋、稗田阿求の家、本居小鈴が住む貸本屋「鈴奈庵」、八雲藍が油揚げを買いにくる豆腐屋など様々な施設があり、博麗霊夢や十六夜咲夜も買い出しにやってくる。
他にも射命丸文の『文々。新聞』を取り扱っている店があったり、鈴仙・優曇華院・イナバや八意永琳が薬を売りにきたり、祭りの時はアリス・マーガトロイドが人形劇をやったり、更に外れには聖白蓮たちの住む命蓮寺があったりする。飲み屋には伊吹萃香と星熊勇儀の姿も目撃されている。
上記のように人間以外の種族が訪れることも多い他、少なくとも慧音と命蓮寺組は里に定住している(そして20年ほど前までは霧雨店で修行していた森近霖之助も)ことから「人間の」とはいうものの妖怪に排他的な地域というわけではないようだ。
だからと言って妖怪がずかずか入っていい場所でもないらしく、妖怪がいると人間たちは少なからず警戒する。