概要
宇宙エレベータ『エンデュミオン』建設に関わった、オービット・ポータル社の社長。その幼い容貌とは裏腹に、宇宙開発事業を手掛ける同社を再建した経営手腕を持っており、天才ゴスロリ美少女社長として有名である。
↓以下本編ネタバレ注意。↓
その実態は千年を超える時を生きる魔術師。ナイフでも銃弾でも、真空に放り出されたとしても死なない不死性を持つ。かつて十字軍の遠征で負傷した兵士を助けた際にもらったアンプロジアを食べたことで不老不死となってしまった。魔術師ではあるが彼女自身は魔術を使えない。禁書世界に魔術は生命力を魔力に変換して使う、彼女は不老不死になったことで身体のサイクルがねじれてしまっていて、生命力が身体を循環しているこのため魔術が使えない。そのため魔術の使用には代理を立てる必要がある。
エンデュミオンをバベルの塔に見立て、その核に人を集め、鳴護アリサの歌によって熱狂させることでエネルギーを得、それを利用した魔術によって北半球ごと自らを消滅させることによって自殺しようとした。望まぬままに得た不死によって苦しんできた過去を持つ。最終的には上条やインデックス他、学園都市を中心に多くの人々が協力したことにより計画は破綻した。
事件の後は学園都市側によって回収された模様。……まともな部署に保護されたものと思いたいが、その特異性、多くのコードに繋がれ虚ろな表情を浮かべていた様子、何よりアレイスターが興味を持っていたようなので、ろくな目には合わないものと思われる。フロイライン=クロイトゥーネのように貴重なサンプルとして幽閉されるのだろうか?