ディスガイアD2
でぃすがいあでぃめんしょんつー
概要
2003年1月30日に発売された初代・「魔界戦記ディスガイア」の続編にあたる作品。
主人公は魔王となったラハールで、従者のエトナ、堕天使となったフロンがいることから、内容は「魔界戦記ディスガイア」のグッドエンド後を描く作品である。
システムは、キャラクター育成関係は「ディスガイア2」までのものに近くなっているが、「ディスガイア3」「ディスガイア4」の強化要素も取り入れている。
・「凶室」「戦挙事務所」はなく、師弟関係を結べるように戻る。
(キャラクター作成後に、師弟関係を自由に変更できる。
また、エクストラゲインによる習得は「師匠から弟子へ」と、一般的なものに変更)
・転生しなくても、「昇進」で上位クラスに移れる。
・「キャラ界」は廃止され、移動力などの強化が暗黒議会へ移る。
・「チート屋」が登場し、敵レベルの調節が暗黒議会から移る。
・アイテムのレアリティが簡略化。
・アイテム界は「アイテム海」に名称変更。デールを持っていないと入口で1つ貰える。限界まで潜ればレアリティが上昇し再度潜れる。
・「魔チェンジ」はなくなったが、魔物型キャラが人型キャラをオンブできる。
・ジオブロックではなく、ジオシンボルに戻る。
などなど。
登場人物
主要人物
亡き先代魔王クリチェフスコイの一人息子。
つい最近、晴れて魔王となったが、従者には舐めた態度をとられ、魔界の住人から魔王であることすら知らないという扱いを受けているため、魔界全土に自身が魔王になったことを知らしめようとする。
今回は、シナリオ途中で一時的にナイスバディに女体化する。
今は亡き先代魔王クリチェフスコイに拾われて以来、魔王城に住み込みで働いている、自称・ナイスバディな美少女悪魔。
クリチェフスコイに心酔していたが、ラハールに対する忠誠心は一切なく(心酔した相手の息子なので、情が全くないわけではないが)、自分の家来(プリニー)をこき使っては自由気ままに過ごしている。過去作ではラハールのことをクソガキ呼ばわりすることすらあったほど口と態度が悪い。
今回は、中盤以降の展開で重要人物に。
元・天使見習いの堕天使。正義や愛、それに関係するものを非常に好み、悪魔に愛の重要性を説くなど積極的な行動もしている。が、目立った成果はない。また、戦隊モノや変身ヒロインモノが大好きで、グッズをコレクションするほど心酔している。
今回は、終盤でめでたく(?)変身できる。
亡き先代魔王クリチェフスコイの娘でラハールの妹と主張する天使の少女。
しかし、ラハール達には信用してもらえずにいる。お菓子作りが得意で、魔王になることを夢見ている。
桁はずれの戦闘能力を持つ、グロッソ達が魔王候補として担ぎ出した女性悪魔。
由緒ある騎士の家に生まれの主の命令に忠実に従うことを信条としているため、自発的に行動することはない。
クリチェフスコイ派も彼女のその性格に手を焼いている。
ラハール達の冒険の途中に出会う青年悪魔。
クリチェフスコイについて何か知っているようだが…。
汎用キャラクター
今回の汎用キャラクターは、作成時に、クラス解説の最後の1行がランダムに決まる。作成完了直前で確認できるので、「名前入力まで戻る→再度進める」を繰り返して好みのものを指定するのも面白い。敵キャラにもランダムに付いているため、面白い解説付きのキャラクターを捕獲したリ、単に眺めて楽しんだりする事もできる。