天使兵
てんしへい
魔界戦記ディスガイアシリーズにおいてキャラクターメイク出来る汎用キャラクターの一つ。
ほとんどの汎用キャラクターが悪魔、という設定のディスガイアシリーズにおいては珍しい天使のキャラクターであり、D2、5以外では女のみ。
自分たちこそが正しく、人間を導き悪魔を見下す考えのものも少なからずいるが、雇える天使兵は多少融通は利かないものの自身の成長や後学のために自ら進んで志願したもの達であり、比較的友好的。
魔界戦記ディスガイア、D2では一定条件を満たすのみで作成可能となるが、ディスガイア2以降では若干特殊な条件を満たさないとキャラクターメイク出来ない。その為、2以降では隠しキャラクターに近いポジション。
初代ディスガイアでは魔法剣士の上位互換的なステータスであり、剣、槍、弓、杖を使いこなす遠近両用の万能ユニットといった位置づけだったが、3以降は得意武器が弓と杖に絞られ、特殊能力も回復系に重点を置いたものになり、僧侶とアーチャーを混ぜ合わせたような性能となった。
また、4以降(D2含む)は人型キャラクターの中では珍しい飛行系ユニットとなっているため移動に制約が掛からないメリットもある。
D2では男の天使兵が登場した。これ以後、天使兵男は攻撃面に秀で、天使兵女は防御面に秀でた差別化がなされた。
また、固有技には「自身を犠牲にして味方戦闘不能者を蘇生する」ものがあり、突然の事故に対処しやすくなった。
現状、他のユニットと異なり、天使兵(男)と天使兵(女)でタグは分けられていない。
よく見ると出るところは出ているナイスバディだが、実は汎用キャラでは女性版しかないディスガイア2(PSP版)において、ほぼ同じグラフィックで男性の天使兵キャラが登場した。
ディスガイア3
DLCでアイテム界コマンドアタックを購入し、それで一定条件を満たすとキャラクターメイクが可能となる。
しかし、メイキング条件の厳しさとは裏腹に、魔法能力は低い・移動は地上タイプと、前作PSP版より大幅に弱体化している。
もっとも、PS3ディスガイア3が2008年、PSPディスガイア2が2009年のため、前作というよりはその前の初代ディスガイアが反映されての事だと思われる。
一応、魔導士系にしては機動力に優れており、覚える魔ビリティーが究極のやり込みを目指す上では必須級という長所はあるが、戦闘能力としては趣味の領域といえる。
ディスガイアD2
ストーリーをある程度進めるか、男の場合僧侶(男)と魔法剣士を、女の場合僧侶(女)と陰陽術師のレベルをある程度上げるとメイク可能になる。必要なレベルが非常に高い為、ストーリーを進めて出す方が楽である。