ザフィエル、ザフィケル、ツァフキエル、ヤフキエル、ゾフィエルとも
その名は「神の番人」「神の監視者」「神の知識」などを意味するとされ、にわか雨を司る。
『エノク書』にて後に堕天使として人に魔術を教える天使シェムハザをリーダーとする、人間との間に子をもうけようという天使の一派と合意したとされる(ネフィリムの誕生の原因)。
人間の持つ知識が適切か監視し、時にそれを導くとされる。
生命の樹の3番目のセフィラ、ビナー(理解。別名「至高の母」)の守護天使のされ、土星と結び付けられる。
ちなみにビナーと対となるセフィラはコクマ(知識)であり、守護天使のラジエルも神秘や知識を司る天使である。
ラファエルと共に座天使(天使の階級の3位)の指導者とされ、マイナーだがかなり高位の天使の模様。
共通の別名ゾフィエルを持つヨフィエルと同一視され、位は智天使。戦闘ではサドキエルと共にミカエルを補佐する。
ゾフィエルはミルトンの『失楽園』にて最速の智天使として登場する。
創作でのザフキエル
女神転生:巨大な目玉に翼が生えた大天使
天使禁猟区:かつて残忍だった、失明した天使
スターオーシャンセカンドストーリー:神の十賢者の一人。大剣を奮う巨漢