声優は神谷浩史。
概要
2042年生まれ / 17歳
美星学園航宙科二年生の優等生で、早乙女アルトの親友。クラン・クランとは幼なじみ。
愛称はミシェル。女性を見つけると口説かずにはいられない性分である。
またS.M.Sスカル小隊の少尉でもあり、VF-25Gで長距離狙撃を担当する。祖父母がゾラ人で尖った耳と常人離れした視力を持ち、普段は補正用眼鏡をかけている。
クランとミシェルはお互いを意識しているが、お互い素直ではないのでことあるごとに喧嘩や口論になっていた。
「グッバイ・シスター」でオズマが死んでもおかしくないほどの重症を負ってなお生還して見せた際には、
「で、死んでいたら最高に感動的だったんだけどな。」と冗談とはいえ不用意な発言をしてしまった。
そのためか「ダイアモンド・クレパス」では白兵戦で小型バジュラに腹部を貫かれ、気合で撃退するも力尽き、最期にクランに対して今までの謝罪と告白をした後で小型バジュラが爆発した際に開いた穴から宇宙空間に吸い出されて死亡した。(この時、オズマがへし折った20以上の死亡フラグが彼に直撃したと言われた)
この際、どういうわけか眼鏡が割れる演出がなされており、以降メガネと言えばミシェルのことを指す言葉となった。(ちなみに後年にて似たような最後をとげたキャラが登場した。)
劇場版ではストーリーが異なり、最終決戦でクイーンバジュラと融合したバトル・フロンティアのマクロスキャノンに巻き込まれたクランのクァドラン・レアを捨て身で救出するという形に変更され、両名とも生存している。
ゲーム作品では
マクロスエースフロンティア
マクロスFのミッションがマザーズ・ララバイまでしかないので死亡シーンはないが、EXフレンドリーファイアという専用ステージがとんでもない高難易度だったために多くのプレイヤーが眼鏡を叩き割った。
マクロスアルティメットフロンティア
テレビ版全編が収録されているのでしっかり死ぬ。
ついでにチュートリアルでも無限に死ぬ。
完全にネタにされているが、EXフレンドリーファイアはほかのEXも含め難易度が修正されておりクリアしやすくなった。(エースフロンティアのEXフレンドリーファイアが別格だっただけだが)
マクロストライアングルフロンティア
ダイアモンド・クレパスでしっかり死ぬ。
学園モードでも同じあたりで死ぬ。・・・と、思いきや、死ぬのはS.M.Sルートの場合のみで新統合軍ルートではクランがミシェルのVF-25Gではなく劇場版で登場した自分用の紅いVF-25Sに乗って登場し、そのあとでミシェルがVF-25Gのスナイパーライフルでバトル・ギャラクシーのブリッジに一発撃ちこんでいる。
なお、おまけルート(通称「お祭りルート」)ではシェリルが本編より1年も早くフロンティアに来訪したためにギャラクシーの計画は始まる前から失敗と言う形で終わっており、そもそもバジュラとの戦い自体がなくなるために(というよりバジュラと遭遇しない)平和に生存する。
スパロボL
終盤に差し掛かるあたりで死亡し退場するが、フラグ次第で生存させる事が可能。
しかしそのフラグ条件(特定のステージの撃墜数)がスパロボLの仕様の思わぬ穴にハマっており(判断基準が総撃墜数の増加量)、周回プレイを繰り返してミシェルの撃墜数がカンストすると絶対に生存フラグを立てられなくなってしまう。
ここまで書くと仕様のあおりを食った悲劇の男なのだが、「ミシェルを生存させなかった場合に失うもの」が少なく(VF-25Gはクランが引き継ぐ)、「ミシェルを生存させなかった場合に得られるもの」(宗美やステラのフラグ、マイクローン化クランの専用グラフィックなど)に魅力がありすぎたせいか、意図的に生存フラグをスルーするプレイヤーがとても多いと言う、違った意味でも悲劇の男。
ちなみにここでミシェルがあまりにも殺され過ぎた事と、原作でミシェルが死んだ時に眼鏡が割れていた事をかけ、ミシェルの生存フラグを意図的にスルーして殺す事を「眼鏡を割る」と呼称するようになった。
第二次スパロボZ
TVアニメ版設定で登場し、再世編の途中で問題の箇所に差し掛かるが、今回はフラグ関係なしに生存する。
また、スナイパー繋がりでガンダム00のロックオン・ストラトスとの絡みもある。(ただし、こちらの死亡フラグは折れない)
スパロボUX
劇場版設定なので死なない。
・・・が、上記『L』の眼鏡ネタを反映し「何だってコトあるごとに俺のメガネを割ろうとするんだ!?」とミシェルが嘆くセルフパロディネタが仕込まれている。