※オルタナバンドについてはFOOFIGHTERSを参照してください。
概要
湿地帯に生息するプランクトンにプッチ神父がスタンドと記憶のDISCを与えた事で誕生した新生物。
フー・ファイターズという名はスタンドと本体の両方の名前である。物語中盤からは略称であるF・Fが多く用いられるようになった。
無数のプランクトンの一体一体全てがスタンドであり、かつ本体となっている。
言わばスタンドと物質が融合したタイプのスタンドであるため、スタンド使い以外にも見ることが出来る。
一部のプランクトンが死滅しても他のプランクトンが残っていればスタンド全体として
生き続けられる上、プランクトンの増殖に必要な水があればほとんど際限なく増殖することが出来るので非常にしぶとい。
プランクトンを分ける事で分身を作り出す事も可能。
しかしその一方、水が存在しない場所では生命活動が行えない。
こちらの左側がプランクトンのみを集合させて作った姿である。
姿形は定まっておらず、本人の意思で自由に変えることができる。
プランクトン一匹だけの姿
スタープラチナのDISCが保管されているトラクターのタイヤを巡って空条徐倫、エルメェスらと湿地帯で戦闘。最終的に徐倫達が勝利。とどめを刺されると思いきや、徐倫は水を与える。
この事で一命を取り留めたフー・ファイターズ(以下F・F)は恩義に報いるために徐倫一行の仲間となる。
徐倫の仲間となったF・Fは湿地帯での事件に巻き込まれた女囚エートロの死体を新しい身体にし、その記憶を読んでエートロになりすましながら徐倫とともに活動を再開。
人間の体では水分が存在しない刑務所の中でも動き回れるが、水分を定期的に
補給しないといけなくなったため、これがトラブルの原因になりかけた事もある。
戦闘では指からプランクトン弾を発射しての射撃(F・F弾)や、傷口にプランクトンを詰める応急処置で活躍。
どこで覚えてきたのか、とある天文物理学者の言葉を信じている。
「この自然界で確率的にも生命が偶然誕生したと考えるのは間違っている。この宇宙には『知性』という『力』がすでに存在していて『生命のもと』を形づくった」
この言葉をもとに、『知性』を持つことができるのは人間だけではないということを強く主張し、プランクトンである自分が『知性』を持っていることを何より誇りに思っている。
また、自分がただのプランクトン扱いされるのを嫌い、そのような扱いをした相手に「フー・ファイターズと呼べ」と迫った。
自分の『知性』に誇りを持つと同時に、その『知性』が消失することを何よりも恐れている。F・Fにとっては『知性』こそが自分のすべてであり、生きることそのものよりも、自分の『知性』を大切にした。ただ生きているだけの湿地帯での生活。そこから徐倫との出会い。その後もあらゆる出来ごとを『知性』として記憶し続け、次第にF・Fはその知性、『思い出』を作ることが生きることなのだと考えるようになる。
物語のラストシーン、主人公たちの生まれ変わりとも言うべき人物たちが登場する場面では、主人公たちの中で存在すら示唆されていないのはF・Fだけである。
担当声優
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