機動戦士ガンダム00セカンドシーズンに登場するモビルスーツ。
悪者である。
概要
当時最新鋭の疑似太陽炉搭載型モビルスーツ。
ソレスタルビーイングの第3世代ガンダム(1stシーズンに登場した4機)を凌駕する性能を誇る高性能機である。
アロウズに対して優先的に供給されており、実質的にはアロウズ専用機。
そのアロウズでもアヘッドのみで部隊を構成しているわけではなく、ジンクスIIIと併用されている。
アンドレイ・スミルノフが昇進してアヘッドを受領した際、「やっとアヘッドに乗れるか」とつぶやいていたのが印象的。
ちなみに、元人革連の技術者が設計したという設定のため
関節構造(特に足回り)はティエレンに近いものがある。
嘘だと思うならプラモデルを作り比べてみよう。
バリエーション
量産型
一般機。ヤラレ役にして憎まれ役
実は、性能を追求した結果、機体構造がガンダムに近くなったため
ガンダムに対し否定的な世論を考慮し、外見的にはわからないようにしている。
近接格闘型試作機サキガケ(ブシドー専用アヘッド)
近接戦闘に特化したタイプ。
ミスターブシドーの乗機として用いられたためか、髭っぽい意匠や鎧武者のような意匠があちこちに盛り込まれている。
ちなみにpixivの投稿においてはこの機体の投稿数がもっとも多い。
脳量子波対応型スマルトロン
文字通り脳量子波による操縦に対応したタイプ。
ソーマ・ピーリスの乗機だったが、彼女の戦死(実際にはCBへ寝返った)後ルイス・ハレヴィのワガママが通って彼女に譲られている。
なお、この機体名はソーマ・ピーリスが過去に搭乗していたティエレンタオツー(鉄人桃子)の「桃」に倣い、スウェーデン語の「野苺」からつけられたもの。
女の子が乗る機体なので猫耳をつけてみた、とはデザイナーの談。
ノーヘッド
アヘッドの後継機となるはずだった機体。
本来の開発コードは「ネオヘッド」だが、設計上の紆余曲折を経て頭がなくなり
その奇妙な外見からこの名前に改められた。
アロウズが失脚し、イメージ戦略的な意味で生産中止になってしまっている。
外伝ガンダム00Vに登場。