ジンジャーエール

じんじゃーえーる

ショウガの香りと味をつけたノンアルコールの炭酸飲料

概要

ジンジャーエール（ginger ale）とはショウガの香りと味をつけたノンアルコールの炭酸飲料である。

味はショウガ独特の辛みがある。シャンパン等の食前酒代りとして食前にそのまま飲まれるほか、カクテルの材料としても使われる。

ジンジャーはショウガ、エールは穀物を発酵させて作る炭酸の飲み物(通常は上面発酵のビールを指す)のこと。原型はイギリスで生まれた「ジンジャービア」という、ショウガと糖分を発酵させて作られた発酵飲料だった。

後にカナダで生姜の風味をつけた炭酸飲料としてジンジャーエールが生まれ、1920年代禁酒法時代のアメリカでシャンパンの代替飲料として広まった。

日本では日本コカ・コーラやアサヒ飲料など数社から発売されており、カナダドライ（コカ・コーラ社）とウィルキンソン（アサヒ飲料）が有名なブランドである。商標はカナダドライが「ジンジャーエール」で、ウィルキンソンは「ジンジャエール」を用いている。

カナダドライのジンジャーエールは甘みが強い飲み物で、ショウガ特有の辛味は薄く、ビールのような風味がする。

ウィルキンソンのジンジャエールは辛味が強く、ジンジャービアのようなショウガの風味を強く残している。