リオレイアとは、モンスターハンターシリーズに登場するモンスターの一種である。別名「雌火竜」。
概要
モンスターハンターシリーズ全作に登場している。
リオレウスと同様、「竜盤目・獣脚亜目・甲殻竜下目・飛竜上科・リオス科」で雌の方に当たる。
地上で自分の巣や卵を見張るためあまり飛ばない。そのため、巣の卵を持ち運ぶと最優先で攻撃してくる。
飛翔をあまり行わない代わりに脚力が発達しており、噛み付きや突進などの地上での肉弾戦が主体となっている。それ故、「陸の女王」の異名も持つ。
また尻尾に毒針を持ち、当たればもちろん毒状態におかされる。
ホバリングしながら縦に一回転して尻尾を叩きつける通称「サマーソルト」は彼女の代表的な技である
飛竜種の基礎的な行動パターンを覚える上で重要な役割を持つ存在のためか、比較的序盤に登場してくる。そのため、ファンからは飛竜種討伐の訓練教官の一人として、敬意を表して『レイア女史』と呼ばれることもある。
尤も、MHP2では後付とはいえ☆２という低ランクでも登場するとはいえ陸の女王であることは変わらず、距離を詰めればサマーソルトや二連続ヒットする噛み付き攻撃、距離を離せば高威力の突進や火球攻撃と、全体的にイャンクックを強化したようなモーションだがその破壊力はどれも脅威的で、動きが遅い武器を使用すると防戦一方になることが多い。
おまけに別の雑魚もこちらにヘイトが向くことが多いのでますます攻撃機会が減ってしまう。
戦う前に邪魔な敵は一通り一掃し、横槍が入らないように下準備をしておくといい。
なお、『モンスターハンター3（トライ）』（MH3）では2連続サマーソルトや拘束攻撃などの新アクションが登場。
空中での戦闘能力が高まり厄介になった。…空の王者の立つ瀬が無くなるぞ。
ぽかぽかアイルー村でも登場し、おまけにOPでも出てくる。
おそらく直前にアイルー達が発見した卵が彼女のだったのだろう。
だが、そのあとのムービーで何事もなく卵を持ち帰り凱旋するアイルー達。
・・・陸の女王を退けたのか・・・？
生態
リオレイアは自分から雄を探しに行くことはなく、巣で雄が来るのを待ち続けている。
雄が来たのち、対となって生活する。雄はテリトリーに侵入者はいないか監視し、雌は巣で卵を守るか子のための餌を取ってくる。
餌は決して殺さずに捕まえて巣に持ち帰り、子に狩りを教える。
まだあまり動けない子の時は顎についている棘（哺乳器）で餌を与える。なお、乳を与えるのではなく、捕らえた獲物の肉から搾った肉汁を棘の先から出しているらしい。
子が十分に育ち、旅立っていったら雄はその雌を去り、雌はそのまま巣で暮らす。
原種は緑、亜種は桜色、希少種は金色である。
亜種
初登場は『モンスターハンターG』で、通称『桜火竜』。桜色の甲殻を持つ。
防具名には最初に「リオハート」と付く。
原種に比べて攻守ともに向上しており、戦闘能力が高まっている。
ちなみに彼女の素材からできる武器は龍属性が付く。
ポータブル2ndG以降しばらく登場が無かったが、近作ではアイルー村GやトライGで登場している。
トライGでは、斜めに回転するサマーソルト(上の画像)や爆炎を纏った噛みつきなどといった技を新たに会得しており非常に厄介。
希少種
こちらも初登場は『モンスターハンターG』で、通称『金火竜』。
「黄金の月輪」という異名も持つが、確かにサマーソルト中はどこか三日月のようにも見える。
防具名には最初に「ゴールドルナ」と付く。
月光に形容される美しい金色の甲殻を持ち、原種に比べて硬い。
原種と比べれば全体的な能力が強化され、ちょっと硬くなった。
…というのはMHP2Gまでの話。
MHP3では広範囲に被害が及ぶ拡散ブレスを3方向に放ってきたり、そのブレスを2発で止めて3発目をフェイントでサマーソルトにしてきたり、3連続でサマーソルトをしてくる。
しかも青以上の切れ味ではないと弾かれる尻尾、白以上の切れ味の打撃武器以外は跳ね返す頭など結構きつい。
インターネット上でのリオレイア
リオレウスと同種で尚且つ雌ということから2頭をまとめて「リオ夫婦」と呼ばれることが多い。
また、2ちゃんねる等で愛好家スレッドが立ったなどリオレイアを好む人は数多い。
生態動画
関連タグ
ノノ・オルガロン ナナ・テスカトリ ゲネル・セルタス - 雌モンスター仲間
UNKNOWN(モンスターハンター) - リオレイアと酷似した容姿を持つ謎のモンスター。
