1級パラサイト4人からなる、パラス軍の最高幹部。
本人達の実力もフドウをして「黄金聖闘士かそれ以上」と言わしめるレベルであり2級以下のパラサイトとは一線を画している。人間を見下す発言が多いが人間か人外なのかは不明。
メンバーのうちタイタンがパラスの側に常に付き従っているが、他の3人はパラスのいない場所では彼女を呼び捨てにしており彼女の面倒を見る気もないようである。
彼らの真の目的や主君であるはずのパラスに対する忠誠心の程には不審な点が多く、それどころかアイガイオンに至ってはパラスの抹殺すら企てているようであり、彼らの正体には謎が多い。
76話でフェニックス一輝が独自の調査でパラスの背後に黒幕が存在することを突き止めており、この黒幕との関連も様々に推測されている。
またお互い実力は認めつつも仲は微妙なようであり、パラスに情を寄せてしまっているタイタンを他の3人は小馬鹿にしている。
刻衣
現在本編では首肩部分にダークカラーの鎧がついたマントを纏っているが、カードゲーム「クルセイド」などの公開画像で刻衣姿が先行公開されていた。
いずれも白を基調とし大きめの宝石状パーツがつき、2級以下のパラサイトとはカラーリングの傾向が大きく異なっている。
これについてはクルセイド公式サイトで以下の設定が明かされている。
- 四天王の4つの刻衣は黄道十二星座のうちの3つづつの星座に対応したモチーフ
- 装着されていない時の刻衣は3つの星座のシンボルのキメラの形状になる
- 上記の刻衣のオブジェ版は聖剣の祭壇
- 四天王の刻衣は黄金聖衣に対抗する存在
聖剣
四天王全員が聖剣を武器として持つ。この剣はそれ自体が強力な小宇宙を秘めており、「神話の時代に神々が携えたもの」であるらしく、それぞれの剣が異なる能力を持つ。栄斗いわく、聖剣の攻撃力はあのアプスと同等かそれ以上かもしれない…らしい。
貸し与えられた2級パラサイトのエーギル(自身の力だけでは黄金聖闘士に太刀打ち出来ないレベル)が、天秤座の玄武相手にそれなりに渡り合える程の威力を発揮し、黄金聖闘士でも脱出不能なスニオン岬の牢獄を岬ごと真っ二つにするなど、とんでも無い破壊力がある。
強度も黄金聖闘士でも天秤座の武具と命を賭して、極僅かに欠させるのがやっとという恐ろしい威力を持つ。(フェニックス一輝はヒビを入れたものの自身も負傷している)