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『アメリカン・アイドル』(American Idol)は、2002年からFOXで放送されているテレビ番組。

全米規模で行なわれる視聴者参加型のオーディション番組である。

毎年半年近くをかけ、10万人程度の参加者の中からただ1人の「アメリカン・アイドル」が全米視聴者の電話投票によって選出される。

数ある「リアリティ番組」の中でも最も有名なもので、著名なアーティストを多数輩出している。

日本で言うと「紅白歌合戦」と「甲子園」を合わせたような存在である。

概要

歌唱力を競うオーディション番組なので「歌が上手い」ことが勝ち進むための必須条件。

日本の「アイドル」とは定義が異なるため、候補者の容姿(美醜)は一切問われない。

応募資格はアメリカ国民(アメリカ永住外国人)である「15歳から28歳までの男女」である。

優勝者および準優勝者は、レコード会社との契約とアルバムの発売が約束される。

番組出身のアーティスト

グラミー賞も獲得した「シーズン1」の優勝者ケリー・クラークソンが最も有名である。

同じくグラミー賞に輝いた「シーズン4」の優勝者キャリー・アンダーウッドも代表格。

また番組では7位に終わったものの映画「ドリームガールズ」のエフィー役でアカデミー賞を獲得した「シーズン3」出身のジェニファー・ハドソンもグラミーを受賞した出世頭である。

「シーズン8」準優勝のアダム・ランバートも人気があり、『glee』のシーズン5にエリオット役で出演している。

「シーズン3」準優勝のキャサリン・マクフィーは女優業も順調で『SMASH』のカレン役をつとめている。

日本人の候補者

地方予選に参加した日本人の映像も過去に確認されているが、予選を通過した者はいない。

本選が始まると、ロックR&Bカントリージャズポップスと幅広いジャンルを歌いこなす力量が問われるため、ネイティブ並の英語力が必須となってくる。

勢いで予選に参加しても、易々とは突破できないのが現状のようである。

なお番組内で日本的な平たい歌唱を披露すると「カラオケのようだ」と酷評される。

ちなみに日本以外のアジア系の参加者(韓国フィリピンインドなど)はファイナリスト(予選を通過し、視聴者による投票を受けられる段階まで勝ち進んだ候補者のこと)に残った実績がある。

日本放送

2007年にFOX日本放送された「シーズン6」ではAKB48がサポーターをつとめた。

「ファンの投票によって順位付けされる」という番組のフォーマットは、2009年より始まった選抜総選挙の元ネタになったものと思われる。

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