設立について
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大国同士の争いの中、ひっそりと命を落とした者がいた。
その者は自分の人生に満足し、魂は昇華されたと思われた。
が。
彼の者は丁度666番目の死であったため、悪魔に祝福を受けてしまったのだ。
そんな悪運の強い者が、不死に呼びかけ、近しい波動を感じたものが集まったのが、
このギルド「Daid After Day」である。
モットーは「死んでからが本番」であり、日々を前向きに死んでいる。
旅の仲間は随時募集中であり、ふらっと合流するもよし、別れるもよし。
一期一会を大切に。死を撒き散らすよりはおなかを満たすギルドである。
呼びかけたもの
666番目の不死 ストロアール
全長:2m弱 体重:鎧が重いkg 種別:有象無象
一人称:我(われとかわがとか) 二人称:名前呼び 初対面:恥ずかしい
「余生を楽しむのではない。死を嗜み、死を謳歌し、死後を楽しむのだ。」
ノスフェラトゥ語で『死んだって楽しめる』と読む。
そんなよくわからない心情を胸に、旅を続けるのがストロアールである。
666番目に死亡したためだけに、悪魔に祝福を受け、ファンタジーパワーを注入。
死んだと思ってたら動いちゃってさあ大変。
それでも彼は考えず、己の意思のままに動き始めた。
悪魔の祝福は「自分以外へやたらとツキ(憑き&運キ)が回る」というもので、
町を訪れれば、病人が急に元気になったり、物価が下がったり、
村長の毛根が活性化したりと、妙に周辺が幸せとなる。
荒れ果てた大地を歩けば、歩いた後に緑が広がり、
沼は蒸留され、作物が良く育ち、温泉が沸きあがる。
自分の意識外で幸運が訪れるという、ナチュラルボーン・ハッピーファントム。
自分には全く幸運は訪れず、なんだか納得いかない力を持つ。
肉体は滅びたため、鬼火のような魂のようなもやが本体。
毎日が肝試し会場でそれなりに大変。
が、当の本人はあまり気にせず、旅を楽しんでいるようである。
よびかけにおうじてくれたものたち
能天気不死娘ヤナギ & 天然フカヒレ肌悪魔フォルネ
いつの間にか死んでいて、いつの間にかの契約。
まるで押しかけ女房の策略で、寝ている間に結婚届けに血印を押されてるかのような、
すさまじい経歴を持つかしまし系娘達。
ヤナギ(画像左側)
不死娘 全長:160cm前後 体重:それなり級 種族:エルフ気味改造天然不死娘
一人称:ぼくッス! 二人称:キミッス! 三人称:呼び捨てッス!
元々はかの有名な知的種族であったと思われるが、記憶が飛んでいるため、
死の自覚が曖昧なままでいるという能天気娘っ子。
脳内で「やってやるッス!」と幻聴が着そうなほどの元気っ子であり、
お人よしで人情味に熱いタイプ。連帯保証人とかにさせられそうな危うさを持つ。
右腕が改造されているのか、強大な腕力を持って戦闘を行うと予想される。
その代わりなのか、魔法知識はすっからかんなギャップ萌え要素を持つ。
狂も元死に「やってやるッス!」といっているに違いない。
フォルネ(画像右側)
悪魔娘 全長:2m前後 体重:ひみつ 種族:水属性系悪魔
一人称:わたくし 二人称:あなたさま 三人称:~さま!
半身は鮮魚、もう半身はグラマーな魚市系悪魔っこ。
ヤナギを不死として蘇生させただけでなく、改造しちゃったり、
弄繰り回しちゃったり、からかっちゃったりと、口調とは裏腹でかなりはっちゃけ系。
常にふよふよと浮いて移動、停止する姿は、まるでスカイフ○ッシュ。
特技は死霊術であり、闇の力に長けている。
目的は不明だが、本人は毎日楽しそうに相方をいじって遊んでいるようだ。
ところでその耳付近のえらをふにふにしたいのは私だけではあるまい。
天啓受けし不滅の神父不死者 ダレン
全長:わりと高め 体重:不死kg 種別:聖職者(ただし目が死んでいる)
一人称:きっと丁寧 二人称:紳士的 初対面:丁寧
幼いころからの信仰心は、神をも納得させる尽くしっぷり。
その高い信心の心は、死しても尚、彼に付きまとったのだ。
死して尽くせと神が天啓を与えたのか、幸運が極限を振り切って一周したのか。
何にせよ、通い続けたキャバレーのママに、とうとう惚れられてしまったかのような、
とんでもないファンタジーノスフェラトゥ。
彼は不死となり、そして神々の教えを説いてまわっている。
見た目が思い切りマイナスではあるのだが、言っていることは正論すぎて、
生者なんかはびっくらぎょうてんである。
ストロアールの呼びかけに応じてしまったため、
これから行動を共にするたびに、弱者に救済を与え、
さらには幸福まで持ってきてしまうことになることだろう。
不死の信仰がたどり着くのは、どこなのだろうか。
乞うご期待。