一方で性格としては少々機械的ではあるものの怠惰であり、何かと面倒くさがって仕事を他の下位端末に押し付けたがる。特にピュリファイアーに対しては使いっ走りの仕事をよく押し付けている様子。
普段はオブザーバーの子プログラムとして動いているが、上の命令から逸脱した行動を取るオブザーバーに一抹の不安をにじませていた。
セイレーンに共通して海洋生物がモチーフであり、元ネタがダイオウグソクムシであることを本人が明かしている。
イベント「吟ずる瑠璃の楽章」にて、フリードリヒ・デア・グローセの策略により自身の主機を引きずり出され、抵抗も虚しくそれを破壊されてしまう。
主機を破壊されバックアップ元を失ったことにより、自身の修復が不可能となったコンパイラーはそのまま自我が消滅するのを待つだけだったのだが、その刹那に自身の記録に無い映像が再生される。その映像は3人の人間が自身に「コンパイラー」という名前を授けた時の記録だった。
コンパイラーはその記録について意味が分からず混乱していたが、元々彼女は情報のアクセス権限の殆どを制限されており、おそらくは誰かによって意図的に記録を封印されていたのだろう。
その後彼女は主機からハッキングしてきたヘレナ(META)と邂逅。彼女が見守る中で無期限のスリープモードに入りいつ覚めるともわからない眠りについた。