CV:下屋則子
概要
コロッケ、子供時代のバーグに並び、主人公格のひとりである少年のバンカー。
コロッケにそっくりの容姿を持ち、衣装もそっくり。特徴を挙げると顔は鼻の絆創膏、控えめなワタナベ口、髪形は片目隠れにポニーテール、衣装も近未来風である。
背中に背負っているのはマンモス3頭分のハンマーではなく、ジェット噴射付きのハンマーである。
そして彼はコロッケの子孫である。
貯金箱(バンク)のメンチも健在であり、この時代ではサングラスをかけている。
非常に礼儀正しい性格で、敬語で話すことがほとんどで、仲間に対しても「~さん」といった呼称で接する。
活躍
ハムが住む未来の世界では、キンダック率いるキンダック軍に征服されるような形になっていた。
対抗できるのはハムを含めた少数の者のみ…。 最後の手段として、過去の世界(コロッケたちの世界)にタイムスリップし、現代へと行った。
そしてゲーム1話から登場、現代にてキンダック軍と交戦中にコロッケとキャベツに出会いキンダック兵達を撃破。事の経緯を説明して共に時空の扉へと目指す。コロッケやバーグはハムが未来から来たことをすっかりと受け入れている。しかし未来から来たことをプリンプリンは信用せず彼を受けいるなかったが、キンダック兵に襲われそうな時助けたことで絆が結ばれた。ハム曰くプリンプリンはウンチ棒を使って戦うことで「伝説のプリンプリン」と呼ばれるというなんとも情けない話になっている。
後にコロッケ、キャベツ、プリンプリン、リゾット、T・ボーン、ウスター、フォンドヴォーを仲間にして時空の扉を使い未来へ行くはずが10話にて過去歩行くことになる。
その10話でバーグと出会いタロを仲間にするため共に行動する。
フォンドヴォー曰く、ハンバーグーは厳しい修行の末、体得出来るのだが、ハムはコロッケのアドバイスだけで習得したらしい。リゾットはそんなハムを「すごいヤツだ!」と評価していた。
キンダックを倒すことに成功し、エビチリ、バンバンジー、アンニンの3人とも和解。
コロッケたちとも別れなければならない…。未来の世界を守っていくと、彼らと誓い、コロッケたちは元の時代に戻るために時空の扉をくぐっていった。
そしてハムはある決意をする。その決意とは…
なんと彼はハンバーグーで時空の扉を壊してしまったのだ。エビチリは
「お前…何してんだよ!それ壊しちゃったら二度とコロッケたちに会えないんだぞ!?」
壊してしまったことで時空の扉は機能しなくなってしまった。コロッケはもちろん、バーグにも会えない…。しかしハムは
「いいんです!この扉があったらまたコロッケさんたちに頼っちゃう…」
そう、ハムはこの時代の世界を守っていくと決めたのだ。もう彼らに甘えるわけにはいかない。ハムの覚悟や決意が表れた言葉である。
そうして「コロッケ!Great!」の話は完結する。
外伝
コロコロコミックの付録として付いてきた小冊子に、ハムが登場する書き下ろし漫画が掲載されていた。
コミックス13巻に収録されている。
ストーリーは、バンクいっぱいに禁貨を貯めたハムが「伝説のバンカー・コロッケと戦いたい」とバン王に頼み、コロッケをハムの時代にタイムスリップさせるというもの。
ここでのハムはゲームとは違い、やや自信過剰。実力者ではあるが、コロッケのように「優しさ」を持ち合わせていなかった。しかしコロッケの優しさと強さをその目で見て、さらにウスターら仲間たちに諭され、優しさを理解する。
外伝の漫画ではハムはコロッケと会う前からハンバーグーが使える。先祖代々受け継がれてきた技とのこと。
作中ではウスター・プリンプリンらコロッケの仲間たちによく似たバンカーたち(おそらく彼らの子孫)がハムの仲間として登場する他、アブラミーそっくりのポリスロボ・バラニクーが登場。
ちなみにT-ボーンの子孫らしき者は昼間でも犬の姿、キャベツやフォンドヴォーの子孫らしき者はいなかった。
本編の時代のバンカーは所かまわず一般人の巻き添え上等でバンカーバトルをしていたが、未来の世界では街中でのバンカーバトルは禁止されている。
必殺技
ハンマーゲイザー | ハンマーを地面目掛けて撃つ。その時衝撃波が上に突き上げる。 |
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ジェットハンマー | ハンマーからジェット噴射しつつ突進し、ハンマーを振り下ろす。 |
ミートボール | 空中で両手を合わせて握り、手に火の玉をつくひ相手目掛けて攻撃。 |
ハンバーグー | 炎を纏ったパンチで相手に突進する攻撃。 |
ドリル殴り | ハンマーの先端にドリルが出現して連続に攻撃する技。 |
ウードン | 大地のエネルギーを拳に溜めて突進する技。 |
考察
ハムはコロッケの遠い子孫、という設定。ならばコロッケはいずれ結婚し子供を授かることになるはずだが…、残念ながら作中では誰かは一切語られてはいない。
因みにコロッケの母親も名前や人物像は一切語られていない。生死も不明。