ヘッドスライディング
へっどすらいでぃんぐ
頭から飛び込み滑り込む事、主に野球、ソフトボールでセーフになる確率を高めようとして行う。
打者走者の一塁へのヘッドスライディングは却って一塁到達タイムが悪くなる非合理な戦略とされるが、高校野球では「一塁塁審の同情を誘うため」「チームや監督への必死さのアピールのため」という非科学的な理由で行われることも多い。誤審を誘うことで出塁することを目当てに行うケースも少なくなく、少なからずの野球ファンは「卑怯な戦術」とまで考えている。
実際、ヘッドスライディングについてはとくにプロ野球選手でも否定的な意見は多く、
桑田真澄は
「身体ができあがったプロ野球選手は(ヘッドスライディングを)やってもいいし、好きにすればいいんです。ビジネスですからね。でも、成長期にある子供達は毎年骨や関節が伸びてますよね。その段階でヘッドスライディングをすると、脱臼や骨折や突き指をするんです。」
と述べているように、ケガを伴うというリスクがある。実際、盗塁王経験のある福本豊やイチローもほとんどヘッドスライディングを行わず、イチローに至ってはヘッドスライディングを行った川崎宗則に対して説教もしたほどであった。
中には技術的にフットスライディングが出来ないため仕方なくヘッドスライディングを行っているというシャレにならない事例もあるが、メジャーリーグの名巧打者・ピート・ローズは自身のハッスルプレーを象徴するように、自身の頑丈さもあったが現役時のスライディングはほとんどがヘッドスライディングだった。
もっとも現在のリトルリーグでは走者自身の安全上の理由で進塁方向へのヘッドスライディングが禁止されているため、リトルリーグの部員はフットスライディングをマスターしなければ事実上走塁が成り立たない。つまり、フットスライディングは小学生のレベルで覚えるべき野球の基本中の基本である。































