説明
全身に金粉を塗り付けて行われるパフォーマンスである。
金色の美しさと人間の肉体美の組み合わせが売りである。
皮膚呼吸困難なるとする都市伝説があるがデマである。ただし熱中症にはなりやすい。
映画「007ゴールドフィンガー」で女優シャーリー・イートンが劇中で全身に金粉を塗りつぶされる犠牲者を演じたことで一躍有名なミームとなる。
劇中で全身に金を塗られると皮膚呼吸ができず死んでしまうとされ、そのために命を落としたと設定されているが、実際には人間が塗料を肌に塗ったからといって皮膚呼吸不全で死に至ることはないとされる。汗腺がふさがり汗をかくことが困難になるため熱がこもり熱中症になる危険の方が高いと言える。一般的にゴールドフィンガーにより一般に流布されたとされる窒息死説だがそれ以前の年代の金粉ショー等で皮膚呼吸ができなくて危険なショーという謳い文句はみられたようで作品の原作者イアン・フレミング氏もそこから皮膚呼吸説を採用されたようだ。
この映画の撮影時すでに皮膚呼吸で死亡するするリスクはないものと判明していたが万が一に備え、画面に映らない腹部には塗料を塗らず医師も現場に待機して撮影が行われた。
撮影を行ったシャーリー・イートン嬢は「塗っていくのはくすぐったく、全身金塗りの役を演じるのは楽しかったが、撮影が終わって塗料を落とすのがとても大変だった」とコメントしている。ただ洗い流すだけでは残ってしまいサウナで発汗により毛穴に入った金粉を出す必要まであったのだ。