パウル・フォン・オーベルシュタインのコメント
ぱうるふぉんおーべるしゅたいんのコメント
田中芳樹原作の小説『銀河英雄伝説』の銀河帝国サイドのキャラクター。綴りは「Paul von Oberstein」。(イラストは石黒監督版)
コメント
あめびと
2024-08-21 13:26:51
記事内容について、ちょっと違和感があります。
「オーベルシュタインにとってラインハルトは対等かそれ以下」という論調ですが、どちらかと言うとオーベルシュタインの対比対象はラインハルトではなくキルヒアイスだと思います。
少なくとも劇中では「キルヒアイスが光で自分は影」と捉えてキルヒアイスの死後「光なければ影もまた・・・」と、オーベルシュタイン自身、憂慮しています。
それでもキルヒアイスの死後、光と影のバランスが大きく崩れなかったのは、キルヒアイスの亡霊(ラインハルトに刻まれたキルヒアイスの偶像)の存在とヒルダの存在が大きかったのだと思います。
オーベルシュタインにとってラインハルトはあくまで主君であり、対比の対象にはなりえず「私はあなたを見捨てていない」というのもあくまで主君として、という話かと思います。
無論ラインハルトの考えが甘ければそれを正そうとするけれど、劇中全体を通して参謀・幕僚としての範囲を大きく超えてラインハルトを対等以下に扱ったことは一度も無かったと思います。
ヴェスターラントの件も結局責任は自分にあるとしてますし、おそらくラインハルトが判断を保留せず進言を真っ向から否定したなら渋々聞き入れていたと思います。