「ただし次の皇帝に選ばれた者に拒否権があるのか……」以降ははっきり言って蛇足。そもそも「己の人生を捨てて戦う覚悟がある、強い意志を持った人間」のみが受け継げるとあるから、拒否権を考えた地点で伝承法は成立・発動しない。また、「加えて発端が子を殺されたレオンの復讐と…」も正直蛇足。子を殺された親が怒るのは至極当たり前であるし、インペリアルサガでの話とはなるが最終皇帝（黄金の皇帝）が「魔と化した七英雄とも恨みでは戦わぬ」というセリフを発するストーリーがある。どうしても帝国を悪者扱いにしたい人間が編集していると見受けられる。