先程追記した自分の愚痴をココに残しておく。 レーン騎手はまだ30代に満たないままに世界の騎手界に鮮烈に轟いた人であるのは間違いないと思っている。だけどその称号を1年背負っておきながらその1年のうちに戻ってこれない人がいるという日本競馬を、『辛い現実』と受け止めた自分がここに。 前年の秋の芝GⅠ群『ジャパンオータムインターナショナル』の勝利騎手を外国人ジョッキーに独占されて、今年のダービーもテン乗りの助っ人に持っていかれた、それも制裁点ギリギリの男に。 日本競馬は、『馬』としては世界レベルに追いついたかもしれない。だけど、『騎手』はまだまだ世界の壁と比べるとどうしても劣って見えるという現実。だから今年のサウジやドバイ、真のチームジャパンで高額賞金戦を制したときは目いっぱいに喜んだ。しかしダービーを持っていかれてみるとまだまだ足りないって思ってしまう。 日本競馬が世界に追いつくこと。それは人馬全ての要素がそこに足り得た場合に初めて成り立つ結果だと思っている。その時が来るまで、自分は競馬の世界から離れることを諦めない。