CV:洲崎綾
概要
主人公の纏流子が転校してきた本能字学園の2年甲組の女子生徒。
出会ったばかりの流子をいきなり「親友」と慕い、「流子ちゃん」と呼んで共に行動する。
家族構成は、闇医者の父(薔薇蔵)、天真爛漫な母(好代)、小学生の弟(又郎)、飼い犬(ガッツ)の4人+1匹家族。
無星(むぼし)生徒の一人であり、住所は最下層のスラム街に位置する。
第2話ではテニス部であることが判明しているが、今のところ彼女がテニスに勤しむ姿は見られていない。
明るく常にテンションが高く、極度のマイペース・ド天然思考で、いわゆるアホの子。
朝から悪事を働く弟をプロレス技で制裁し、授業が始まればすぐさま早弁を掻っ込んで居眠りするなど、非常に元気で破天荒。妄想や思い込みが激しく、自分一人で突っ走って慌てふためいていることも多い。
しかしその思考もまた、どこかズレている。
想像もつかないようなその発言と行動は、流子を始め四天王をすら唖然とさせる。ただ、そのアホなまでの真っ直ぐさに通じるものがあるのか、四天王の中でも蟇郡苛からはマコを認めるような発言が多い。なお、流子と出会う以前は友達がいなかったらしく、その頃のことを「頭の中にしか友達がいなかった」と表現している。
学力に関しては「劣等生」を自認するくらいで、漢字の読み書きすらまともにできず、美木杉愛九郎からは「よく高校に入れたね」と呆れられるほどのレベル。しかし7話では、1人で莫大な量の事務仕事を行ったり、2つ星極征服の力を使いこなせていたりと、彼女の優れている部分が見受けられる。
やればできる子なのか、追い詰められると火事場の馬鹿力を発揮するタイプなのか。
大抵は流子へ差し向けられた刺客によって危機に陥り、そこを流子が助けるというパターンだが、マコ自身も身体的にも口舌的にも非常にタフであり、時には敵に言い負かされそうになる流子を庇って正論から詭弁までを尽くして敵を言い負かし、彼女に戦うチャンスを与える事もある。
なお、肉体的なタフさに関しては、いわゆるギャグアニメの登場人物特有のそれであり、一見深刻に見えるダメージにも耐え抜き、一瞬で回復して平気な顔で流子と会話することが出来る。
良かれ悪かれ初めての友達である流子を大事に思っており、住む家の無い流子は彼女の家に転がり込む事になる。
流子の方も、仇討ちが目的という殺伐とした学園生活の中で温かい癒しを与えてくれる彼女のことを大切に思っており、二人の間に芽生えた絆は強いものとなっている。
『鮮血』て曰く「流子のリラックスの素」であり、壊惨争戦挙でピリピリする流子の気持ちを弁当の差し入れや応援でほぐし、流子の戦意の維持に一役買っていた。
12話では針目縫の告白に我を失って暴走した流子と、『純潔』を解放した鬼龍院皐月との戦いに割り込んで皐月を驚かせ、さらにどうやっても止まらなかった流子の暴走を、彼女への思いの丈を叫びながら、張り手の連打で見事に止めてみせている。
しばしば下乳が見える状況やアングルになることがあり、どう見てもノーブラにしか見えないのだが、一瞬あった着替えシーンではちゃんと着けていた為、真相は謎である。
また、流子の胸を『大きい』と評しているものの、第5話ではどう見ても流子より多く描かれているシーンも見られる為、マコも相当立派な胸の持ち主と言える。
母親が作中最大の胸の持ち主なので、それを受け継いでいる模様。