概要
正式な定義は無いが、旧石器時代の人類をイメージするとわかりやすい。
創作では獣の毛皮をまとい、狩猟・採取生活を送る人々として描かれることが多いが、
特にギャグ作品において、石や骨などで近代社会さながらの文明を築くこともある。
稀に、非文明的な様子や時代遅れな様子に対する蔑称として使われる。
進化の歴史
類人猿
ただの尻尾の無いサルである。
今のゴリラやチンパンジーを見ればわかるとおり、簡単な言語使用や石木などの自然物の利用なども行えるとされている。
猿人
代表例はアウストラロピテクスなど。
約600万年前から130万年前にかけて生きていた人類で、永続的な直立二足歩行を行えた。また手をついて歩く必要が無くなったので手先が器用になり、自然物を加工することができるようになった。
原人
200万年ほど前から数十万年前まで生息していた、古くはピテカントロプスなどと呼ばれていた人類。
ホモ・ハビリス、ホモ・エレクトス(北京原人やジャワ原人など)が有名。
手先はかなり器用になり、火を使うことを覚えた。
旧人
20万年前から2万年前にかけて生息していたネアンデルタール人のこと。
力が強く、顔つきもゴリラ顔ではあるが現代人によく似ている。
この頃は寒くなってきたために衣服を着用するようになり、打製石器を使用してマンモスなどを捕まえるようになった。
仲間が死んだ際には穴を掘って花を一緒に埋めてやるなど、現代人にも相通じるような高い知能を持つ。
新人
お待たせしました。この記事を読んでいる皆さんの直接の先祖の登場です。
約4万年前から出現した種族であり、旧人の直接的な子孫ではない。
正式名称はホモ・サピエンス・サピエンスと言い、言語・打製石器・衣服・火に加え、装飾品や絵画などの「文化」を持っていた人類。
皆さんが絵を描くのもこの時代からの名残で、ヨーロッパや中国では新人の壁画などが数多く残されている。